内容説明
本書は、映画『第三の男』のハリー・ライムテーマを作曲したアントン・カラスのすべてが書かれている。
目次
望郷「第三の男」
激動のウィーン、カラス誕生
人生の選択
ハプスブルグ王国のホイリゲ
「第三の女」王妃エリザベート
涙、チター戦場の響き
運命の日
ハリーライム・テーマの難産
カンヌ栄光のグランプリ
バッキンガム宮殿の追想
熱望への旅
ホイリゲ「第三の男へのワイン酒場」
悲しみのメロディー
晩秋
ウィーンの森の物語
著者等紹介
内藤敏子［ナイトウトシコ］
チター奏者、教育者。武蔵野音楽大学短期大学弦学科卒業。翌年スイスに渡り、チューリッヒ市にて１０数年の長期在住のなかで音楽活動とチターを習得。スイスにてチター教育者ディプロム及び演奏家ディプロムを取得。帰国後は、日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団をはじめとするオーケストラとの協演、「ＮＨＫ名曲アルバム」、「題名のない音楽会」などテレビ、ラジオなどの出演の他、日本ではじめてのチター教育機関を設立し、チター演奏家や教育者等の育成にも力を注いでいる。日本チター協会会長
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