内容説明
1994年6月の来日からすでに8年、2度の天皇杯制覇、リーグMVPなどの勲章以上に、観る者の心を震わせるスーパープレーで、ファンを魅了した男が、ついにユニフォームを脱ぐ。グランパスでの戦績を中心に、その生い立ちや、来日の経緯、さらにユーゴ代表での活躍ぶりまで、数々のエピソードで描く、ストイコビッチのすべて。
目次
1 歴史に翻弄された妖精―出生~欧州時代(ユーゴの妖精、日本に降り立つ;出生からレッドスター入団まで ほか)
2 イエローカードの王様―来日~ベンゲル就任(晴れてJリーグデビュー;伝説となった「空中ドリブル」 ほか)
3 華麗なるダンス―1995~1996(ベンゲル・イズムが浸透して快進撃;JリーグMVPを受賞 ほか)
4 歓喜と落胆と―1997~1998(ユーゴ代表での活躍、グランパスでの苦悩;実りの少ないシーズン、そして手術 ほか)
5 ラストイヤーに向けて―1999~2001(NATOの空爆とも戦ったピクシー;夢と希望をぶつけるセカンドステージ ほか)