映画秘宝special<br> 秘録 必殺シリーズの舞台裏―カルト時代劇に賭けた男たち

映画秘宝special
秘録 必殺シリーズの舞台裏―カルト時代劇に賭けた男たち

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896913743
  • NDC分類 778.8
  • Cコード C0074

内容説明

ファンは感涙、ビギナーも興奮、マニアが狂喜乱舞する必殺シリーズ製作秘話。

目次

口上 秘録必殺シリーズの舞台裏
第1章 異端プロデューサーの誕生
第2章 暗闇仕掛人殺し―深作欣二
第3章 舞台裏の仕事師たち
第4章 大物にて候―キャスティング
第5章 仕置きのうらに仕掛けあり―小道具
第6章 万に一つもしくじり有るまじく候
第7章 針地獄の様呈し居り候―脚本を書く
第8章 備えはできたいざ仕置
第9章 雨は降る降る血の雨が―イメージの継続
終章 仕掛けて殺して日が暮れて あとがきにかえて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜間飛行

178
TVがメジャーになっていった時代の熱気を感じる。小学生のころ仕掛人や仕置人の殺しの格好よさに痺れた。シリーズはやがて奉行所同心の中村主水が中心になっていく。上役に胡麻をスるもウダツがあがらず、商人には袖の下をせびり、家では奥さんに頭があがらない。彼の殺し方はいつも騙し討ちだ。職場・家庭・裏稼業の三つの顔を持つ主水には親しみ以上のものを感じた。私の好きな回を紹介すると、「必殺必中仕事屋稼業」16話…嵯峨三智子の妖艶さにカメラワークや曲のノリもすばらしい、「必殺仕事人」26話…佳奈晃子の刺殺シーンが鬼気迫る。2025/02/17

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0
勿論この本も再読。一応もう一人の必殺シリーズのプロデューサー、仲川利久の著作ということになっているけれど、実際にはシリーズを支えたスタッフたちへのインタビュー集。ゆえに前作より頁数は増えているが、値段を据え置いたために本の紙質が下がっていて、後に出た本なのにこちらは側面がすっかり黄ばんでしまっている。前作よりも読み応えがあるだけに、これだけが残念だ。原作者というべき山内と違い、仲川は後期必殺の完成形である「必殺仕事人Ⅲ」初期でプロデューサーを降りている。つまり、実質この本は前期必殺についての本なのである。2014/01/09

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