内容説明
本書は、わが国で初めての血小板に関する専門書であり、血小板の生理学に始まり、種々の病態の分子レベルでの理解、さらに検査法、治療法と4章から構成され、それぞれの項目について、わが国の血小板研究をリードする方々に執筆をお願いした。血液学や血栓止血学の臨床・研究に携わっている方々はもちろんのこと、循環器、神経、腎、糖尿病の専門医や、病理学、輸血学などの研究者にも是非お勧めしたい専門書である。
目次
第1章 バイオロジー(血小板の産生と破壊;巨核球と血小板の形態学 ほか)
第2章 分子病態(血小板産生・破壊の異常;血小板機能異常症 ほか)
第3章 検査法(測定法とその解釈)
第4章 治療法(抗血小板療法;免疫性血小板減少性紫斑病の治療 ほか)
著者等紹介
池田康夫[イケダヤスオ]
慶応義塾大学医学部内科学教授
丸山征郎[マルヤマイクロウ]
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科先進治療科学専攻循環器・呼吸器病学講座血管代謝病態解析学教授
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