出版社内容情報
レース中の事故から奇跡的生還を果たした田村俊夫は、再起に必要な金のため、カリブ海の孤島で、秘密機関による「訓練」に身を投じていた。失敗が死を意味するその訓練は、地球外生命体に憑依された“ゾンビー”たちと戦う者を選別するための冷酷な生存テストであった。過酷な試練を潜り抜けた者たちを襲う、さらなる事態!人類の存亡を賭けた死闘を通じて人間の心の闇に鋭く迫る、SFアクションの最高峰。
内容説明
レース中の事故から奇跡的生還を果たした田村俊夫は、再起に必要な金のため、カリブ海の孤島で、秘密機関による「訓練」に身を投じていた。失敗が死を意味するその訓練は、地球外生命体に憑依された“ゾンビー”たちと戦う者を選別するための冷酷な生存テストであった。過酷な試練を潜り抜けた者たちを襲う、さらなる事態!人類の存亡を賭けた死闘を通じて人間の心の闇に鋭く迫る、SFアクションの最高峰。
著者等紹介
平井和正[ヒライカズマサ]
1938年、神奈川県横須賀市生まれ。中央大学卒業。62年「SFマガジン」に「レオノーラ」を発表。漫画「8マン」原作やアニメ・シナリオを手がけたのち、69年から刊行を開始したウルフガイシリーズが大ヒットを記録する。著書に『幻魔大戦』『死霊狩り』『地球樹の女神』『月光魔術団』など多数ある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐藤一臣
10
中学生時代に読書をするきっかけになった本。当時は難しい漢字が大量に出てきて、読み飛ばしながら読んでいた。それでもぐいぐいと引き込まれていく話だった。主人公の田村俊夫がゾンビーハンター養成機関で大量殺戮最終試験までをくぐり抜けていく。そして、後半にゾンビー狩り実践。そこではあまりにも精神的に過酷な運命が彼を待ち構えていた。単なるエログロSFではありません。2015/08/24
つきかげ🌙
7
平井和正のシリーズものとしては、珍しく3巻で完結している。人類ダメ小説のひとつであるが、主題がぶれず、またアクションも強烈で面白い。
苗@中学3年生になりました
7
残酷なシーンとかもいっぱいあって、男子向けっぽい気もしたけど、とにかくものすごく面白かったです!!こわい、恐ろしい、面白い、すごい、何本立てです。2016/11/26
志摩子さん
5
最初の人物選定みたいなところが続くところはあんまり面白くもなくて、えーって感じだったけど、そこが過ぎたら、どんどん面白くなって、一気に読んじゃいました。エログロだけど、ほんとに面白い! 林石隆がかっこよくて好き。ライラはよくわかりません。2012/11/03
みなせもみじ
4
平井作品ってそこそこの確率でオチに神とかオカルト的なものがやたら頻発してきて神懸りオチをする印象なんだけど、この作品に関しては1巻のインパクトが凄まじくて気が付くと最後まで突き進んで読んでしまいました。