内容説明
崇徳上皇を取材する浅見光彦は崇道神社で一人の女性と出会った。彼女は現像前のフィルムを浅見に託し姿を消してしまった。一方、特別養護老人ホームで次々に起きる「不審な事件」に、事務員の坂口富士子は違和感を募らせる。富士子と浅見の出会いは、事件の闇をさらに深くする…。人間の生命、尊厳、そして血脈の本質を真摯に描く感動のミステリー、待望の文庫化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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4
図書館のリサイクル本。読み始めてから有名な浅見光彦シリーズの一冊だと知った。ただの探偵ものではなく歴史や伝説、老人ホームの不正や安楽死の是非など様々な要素が散りばめられていて面白かった。他の伝説シリーズも読んでみよう。2019/03/04
舟華
2
「2時間サスペンスで見たことがあるはず」と思いながら読んでいたものの、全く思い出せなかった。細かい点とかが違っているのかな。崇徳天皇の祟りを絡めながらの福祉施設での事件を追う。崇徳天皇のことを詳しく書いていたのでなんかためになった気がする。話の流れはいつも通り。でも「いやいやなんで黙っていたんですか浅見様」がなかったのが残念っちゃ残念(マニア)。2023/08/08
急いで突厥
2
読了日よりかなり以前に読み終わりました。 浅見光彦シリーズ。 崇徳上皇の祟りに絡む殺人事件。2003/01/01
bondo
1
ナイス不要。テレビ見る暇があれば読書に勤しみましょう。暇な方はどうぞ(☆☆)2016/11/08
0010
1
崇徳上皇関係を読みたくて買ってみました。2014/01/02