出版社内容情報
烈風の中、敢然と中原に立つ曹操。河北四州を制し、名門の誇りを賭ける袁紹。両雄の野望が炸裂するとき、黄河が朱に染まる。天は、いずれに秋(とき)を与えるのか。
内容説明
烈風の中、敢然と中原に立つ曹操。河北四州を制し、名門の誇りを賭ける袁紹。両雄の野望が炸裂するとき、黄河が朱に染まる。天は、いずれに秋(とき)を与えるのか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤枝梅安
29
曹操が帝を奉じて許都に入り、袁紹は河北四州を押さえ、河水を挟んでのにらみ合いが続く。袁術に従軍していた劉備は袁術軍敗走に紛れて徐州を奪回するも、再び曹操に攻められ、徐州を捨て、南に向かい荊州に入る。関羽は曹操に降伏するが、顔良の首を取り、それと引き換えに曹操の下を去る。この間、孫策は遊牧中に暗殺され、弟の孫権が後を継ぎ、周瑜とともに孫策の遺志を受け継ぐ。曹操軍と袁紹軍の消耗戦が続いたが、曹操の奇襲により袁紹軍に打撃を与え勝利を得る。一方、孫策は豪族に不穏な動きを察知し、首謀者である恩ある叔父・孫輔を討つ。2010/11/22
koba
24
★★★☆☆2012/10/11
calaf
8
曹操...万能な人だけど、何となく気に入らない (笑) 袁紹は頭でっかちで、もっと気に入らないけど (大汗) やはり、劉備が一番かな...近い将来、孫権がどこまでのびてくるのかにも注目です!2012/03/28
しの
6
北方会に所属してるからには、さっさと制覇せねば!と、一度読んだことも忘れて再読しちゃってた。。。2015/10/24
カワセミ440
5
孫策がこんな風に死んでいくって・・これはかなり創作だよね、大喬。刺客に襲われた傷が元で・だったと思う。まあ話が面白ければいいか。劉備は徐州を手に入れるけど曹操に奪われ流浪は続く。北方さんはやっぱり上手いね、張飛と王安みたいな関係って。まあ、王安も創作だろうけど。2019/09/19