ログアウト冒険文庫 天地創造

中井 紀夫【著】

アスペクト（1996/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 317p／高さ 15cm
• 商品コード 9784893664563
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

光と闇の力を宿す英雄アークの物語。あの英雄のうたを、わたしはうたおう。光と闇の力を一身にやどし、五つの大陸をよみがえらせた男のうたを。あらゆる可能性にいどみ、どんな困難にもひるまなかったあの男のうたを。生まれた村を失い、愛する恋人を失い、運命の糸に導かれ、ひとり世界をさまよう孤独な英雄のうたを。その英雄の名は、アーク―。エニックス人気アクションＲＰＧの完全ノベライズ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[雪紫]

再読。小説版はあのシルバイン城からスタートで、その前はダイジェスト叙事詩という潔さがある意味、幻想的な雰囲気に貢献感（音楽とプレイした時思い出してるから？）？ハンバーガーと崩れた橋が紡ぐ発展にプレイ時の感情を思い出して喜びながらもレギュラーとなった歌い手ならではの「歌が死んでいる」というゲームとは別の発展の危惧への指摘に刺さる。しかし、ラストにもう1枚挿絵を付けた方が良かったのでは・・・と思いながらもアークが仲間達との行動が多いのもあってか良く1冊にみんなを書き切れたとの感情が浮かぶ。

2023/07/04

[ニゴディー]

1冊でまとめるには無理がある。 文章もいまいち（漢字の使い方のせいで余計に読みづらい）だし、なにより構成がきびしい。 ただでさえあらすじのような状態なのにそれをぶつ切りにして飛び飛びに配置してるような状態。 ゲームをプレイ済みの人じゃないと入り込めないと思う。

2017/10/28

[内間悠介]

叙事詩の形にする事で、長い天地創造のゲームを圧縮して語った小説。ゲーム内の音楽が無意識に再生され、旅した日々が甦る。ラストバトルはこちらの小説の様に飛行戦艦の上でも良かったかもしれない。あ、ヨミさんが出てこなかった((T_T))

2015/10/26

[みい⇔みさまる＠この世の悪であれ]

ゲームの中にいる感じがしました。プレイしたことはないですが見たことがあり、懐かしかったです。

2007/02/15