ログアウト冒険文庫 ガーゼィの翼〈２〉―バイストン・ウェル物語

富野 由悠季【著】

アスペクト（1995/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 246p／高さ 15cm
• 商品コード 9784893663979
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

異世界“バイストン・ウェル”へと不幸にして召喚されてしまった、現代っ子の主人公・千秋クリストファ。流浪の民メトメウス族から伝説の聖戦士“ガーゼィの翼”として期待と不安を一身に背負わされ、自分なりに、なんとかがんばってはみたものの、やはり現実は厳しかった。「これからどうしよう」と嘆く彼を無視するかのように、さらに過酷な世界が待ち受ける第２巻が登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ギンナイ]

帯にあったOVAって、あの全く動かない「ガーゼィの翼」かよ。2巻でも逃げまくり。これは最終巻まで逃げる話になるのか？主人行絶賛役立たづ。でも、火薬の使い方を提案してやっとお荷物から脱却か。しかし、地上とバイストンウェルで人格が二つに分かれるなら、どう考えても安全で快適な地上の方を恨んでけんかするだろうに、なんで仲良くしているのだよ。と突っ込んでしまう。地上では電波ゆんゆんの会話をしながら流しているのも「トミノ」だからの一言ではきついか。

2014/07/26

[姉勤]

2巻で、特殊な火薬らしきもの「ガダ」、天と地をつなぐ海藻のような巨木「スィーウィドー」とバイストン・ウェルものでお馴染みの固有名詞が出てくる。ガダを矢に塗り付けミサイルの様に使うクリスは、聖戦士と周囲に認められ始めるも、３メートルの巨人タウラッドの活躍にその立場が脅かされ、新たな敵の出現、余裕無く足掻きまくるクリスが実は地上界でも平行して呑気に日常を送っていたとは以外だった。

2012/11/23