内容説明
秋の森には、どんぐりを食べにたくさんの動物たちがやってきます。さる、りす、ねずみ、かけす、くま…。だけど動物たちは、全部食べてしまうわけではありません。残されたどんぐりは、やがて芽を出し、葉をつけ…そして、いつか大きな大きな森の木となるのです。詩人香山美子がやさしい文で、動物たちとどんぐりの木との共生を、描きました。幼児~小学校低学年向き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
79
落ちたドングリを拾いにくるお客さんを追いかける写真絵本。最初はサル。そしてリス、ネズミ、カケス、モモンガ、イノシシ、シカ、タヌキ、オシドリ、クマ・・・と続く。みんな食い散らかしていった後も、枯れ葉の下にはドングリがまだ残っていて、芽を出し、やがて大きなドングリの木になる。みんな実においしそうにドングリを食べている。いわゆる飯テロな絵本。2015/12/12
annzuhime
39
図書館本。4歳7ヶ月の次女がチョイス。収集癖のある次女。どんぐり集めも大好きで、我が家の植木鉢にはどんぐりが敷き詰められています。どんぐりを食べる動物のなんて多いこと!次女の食いつきが半端ないこの絵本。動物の写真も多いから、1歳の三女も喜んで見ていました。次女が「拾ってきたどんぐりを庭に植えたらどんぐりの木になるよ!」と目をキラキラさせていました。うん。万が一、芽が出たら困るから植えないで置いときましょうね。2020/12/05
たーちゃん
25
どんぐりがいっぱい落ちている森。リスやねずみやクマもどんぐりを求めてやってきます。その中で気が付かれず芽を出し育つどんぐりが将来のどんぐりの木になる。息子はまたどんぐりが拾いたくなったようです。2020/12/26
shiho♪
23
図書室絵本1年生の読み聞かせに選書。どんぐりもりのおきゃくさんはリスだけじゃないんですね~。秋の森の生命の営みが垣間見れます。 香山さんの文もいいなぁ。参加型の読み聞かせになるし、科学絵本だけど、香山さんらしく優しくほっこりします。 読後は担任の先生から、しばらく借りててもいいですか❓️と、嬉しいお言葉。これから図工でどんぐりを使った工作をするとのこと。絵本で、そして実体験で、秋を感じて欲しいな🎵2022/10/13
くぅ
23
息子がなぜかリスを知ってた。何で覚えたんだろうか?猿にタヌキに、森の生き物たちがたくさん出てくる秋の絵本。(2歳3ヶ月)2019/09/05