ビジュアル版 世界お守り大全

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  • サイズ A4判/ページ数 224p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784887214040
  • NDC分類 387
  • Cコード C0098

内容説明

数十年にわたるマン・ウォッチングの折々に蒐集した世界各地のお守り・魔除けのかずかずをフルカラーの美しい写真で紹介―それぞれのいわれや起源、機能や効能などを平易に語る、魅力あふれる癒しのグッズ大全。

目次

定義
獣の魔術
古からの石
植物の力
神よたすけ給え
言葉には言葉を
身体の部位
眼には眼を
援助の手
安らぎの家
不思議に満ちた生

著者等紹介

モリス,デズモンド[モリス,デズモンド][Morris,Desmond]
1928年イギリス生まれの世界的に著名な動物行動学者。バーミンガム大学博物学科卒業ののち、オクスフォード大学大学院で魚の生体行動を博士論文のテーマとする。’56年ロンドン動物園に勤務し、記録映画やテレビ番組を制作。生態学の分野では動物の攻撃、セックス、親子関係などの状況での視覚的合図の解明に専心。観察対象はトビウオからヒトにまでわたる。動物学の専門的論文から一般読者むけのものまで、幅広い著作活動を続けている

鏡リュウジ[カガミリュウジ]
1968年京都府生まれ。国際基督教大学大学院修了。心理占星術研究家、翻訳家、英国占星術協会正会員。占星術、ユング心理学、神話学、神秘学などに造詣が深く、各種メディアで活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たまきら

22
海外の物なので、日本の有名な勾玉などがないのだが、極似したシンボルがたくさんあり興味深い。生死に関わるため体の部品的なものが多いのも面白い。自分も今回カソリックの文化エリアに行き、聖なる心臓や聖なる手を見て、つい購入。シンボルとは本当に興味深いものだなあ。2016/08/31

がんぞ

4
ふうん、body guardというのか(charm,talisman,amuletともいわれる)。宗教などのシンボル、動物(ウサギの脚や、模型など)、鉱物(宝石など)1万年以上東西にわたり(紀元前数世紀、古代バビロニアで珍重された“黒石”はイングランド北部産出のものである」)、など分類。乳幼児死亡は邪眼によると考えがち。「多産のお守りをもつアフリカの女性と避妊具を持ち歩く現代女性は対照的」皮肉たっぷり。序文に「100年後の人は『なんと原始的』と言うだろうか、それとも『同じことをしてるじゃないか』だろうか」2016/03/29

巽霞月

2
クリスマスツリーに飾られるキラキラした球もお守り発祥とは……。信じる者は救われる、でもないけれど、心の拠り所が必要だし、いろんな発想があるものだなぁ、と。個人的にはアンクと青い眼が好きで最近青い眼のキーホルダーをようやく入手した。天然石も好きだけど、天然石にそんな力があるのならストーンショップが潰れるわけがないという現実的なことを言われてから信心を持てなくなってしまったのが残念。でも天然石は好き。2022/09/26

in medio tutissimus ibis.

2
大体は人間のお守りだが、ちょくちょく馬を邪眼などから防御するためのお守りもあって、前近代における馬の重要性というか貴重さと、扱いの難しさ、そして至らなさを垣間見た気がする。この本ではお守り一般をボディガードと呼称しているが、その定義もその言葉が選らばれた理由もよくわからない。英語だと一般的なんだろうか?2020/10/06

たろーたん

1
宝石とかはお守りとしてなんとなくわかるけど、スカラベとかてんとう虫とか、「???」となるものも多くて面白かった。スカラベなんてフンコロガシだしね。イタリアだと唐辛子が小動物の角に見えるという理由からお守りになってるらしい。あと、ホルスの眼や舟の眼、瑪瑙の眼、青い眼など、眼をかたどったお守りって結構あるけど、不気味だよね。まあ、お守り感はあるけど…。2023/09/10

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