内容説明
日本人の歴史認識はいかにあるべきか。教科書に端を発した従軍慰安婦問題などをめぐり、河野元官房長官や石原前官房副長官、外政審議室室長や教科書課長など、民間では招き難い講師も招聘して開いた若手議員の「勉強会」の模様を、緊迫した質疑応答も含めて初公開。「近隣諸国条項」や「河野談話」などの資料も収載。
目次
1 検定教科書の現状と問題点
2 教科書作成の問題点と採択の現状について
3 いわゆる従軍慰安婦問題とその経緯
4 「慰安婦記述」をめぐって
5 日韓両国にとって真のパートナー・シップとは何か
6 河野官房長官談話に至る背景
7 歴史教科書はいかに書かれるべきか
8 我が国の戦後処理と慰安婦問題
9 なぜ「官房長官談話」を発表したか
慰安婦・教科書問題―若手議員は発言する