世界の考古学 アンデスの考古学

藤本 強/菊池 徹夫【監修】/関 雄二【著】

同成社（1997/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 295p／高さ 20cm
• 商品コード 9784886211507
• NDC分類 268
• Cコード C3322

内容説明

いま蘇るロマンの世界！目下、調査研究の第一線にある気鋭の研究者の手になる南アメリカ古代文明の概説書。平易な語り口と豊富な写真・図版により、読者をチャビンやナスカ、そしてインカの世界に誘う。

目次

第１章　自然環境と文化領域、そして編年
第２章　最初のアメリカ人
第３章　農耕と牧畜の発生
第４章　祭祀建造物の巨大化
第５章　多様な地方文化の時代
第６章　ティワナクとワリ
第７章　王国の衝突
第８章　アンデス最大の帝国―インカ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ももいろ☆モンゴリラン]

インカ帝国以前のアンデス文明から、帝国滅亡までを描いているおかげで腑に落ちるところがいっぱいあった。地理的条件、気候的条件、権力の推移…インカ征服史では「なぜこんなところに？なぜこんなことに？」と疑問だった点に一説投じられる。また時代を感じるのは「終わりに」で最近気候変動の研究が進んでるけどそればっかり当てにしちゃ駄目だよネ…ってところ、今まで読んできた本がつながる〜〜〜

2023/02/28