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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
7
トロリーバスというのは意外と消耗品が多い。ゴムタイヤは鉄輪と比べて磨耗が早く交換サイクルが短いのはWikipediaなどでも書かれているが(※関西電力トロリーバスは冬季運休なので冬用タイヤに交換することはないが)、トロリーポールのスライダーシューも関西電力トロリーバスでは700km走行したら交換だという。関西電力トロリーバスでは走行距離が短いのでスライダーシュー交換もかつての大都市圏ほどではないだろうがパンタグラフスリ板よりは頻度が多いだろう。VVVF300形でも回生制動は断念され発電制動だとのこと。2021/11/04
えすてい
6
今後日本でトロリーバスが新たにできることはないだろう。トロリーバスを国産で新規に作れる技術は事実上失われ蓄電池電気バスですら中国製に依存し量産国産車は短期的には現れそうにない(関西電力トロリーバスの後継の電気バスは特注)。現在日本のトロリーバスは立山だけになったがこれも関西電力と同じく老朽置き換えの時にはトロリーバスでなくなる可能性もある。日本からトロリーバスが消滅する日も遠くはないかもしれない。ところでこの本は改訂されず今も鉄ピクに広告があるが著者が故人なので改訂できないのだろうか?何せデータが古いが。2021/11/08
えすてい
6
トロリーバスのモータ配置には、ミッドシップ(センターアンダーフロア)とリアに分けられるが、関西電力は全形式が前者で日本では前者がが多数派。日本で後者は横浜市営100形くらいしかないようだ。モータはディーゼルエンジンより小型だから車内のデッドスペースはディーゼルバスより小さくできるが、モータの整備は客室床の点検蓋を開けて行っていたのだろうか?海外ではミッドシップやハブモータなどでフルノンステップを実現できた車両が今日の主力。これはVVVF制御はじめ技術の進歩によるものだろう。日本ではもう作れない車両だろう。2021/11/06
えすてい
4
関西電力300形はエアサスを断念しリーフサスだという。ディーゼルバスもエアサスが標準化されつつある時期にランニングコスト面でリーフサスを選択。また、VVVFの300形のシャシには機器が床下・リアにぎっしり装着されていて一見さらなる低床化はできなさそうに見えるが、今日の欧州製はじめ海外のトロリーバスはほぼ全てノンステだし中国製が圧倒的に多い蓄電池式電気バスもバッテリー搭載しててもノンステ。これはこの本が刊行された時よりも機器小型化など技術のさらなる進歩があったためだろう。日本の技術面の「退化」を感じる。2021/11/04
えすてい
2
関西電力トロリーバスが廃止されて記念増刷、ではなかった。古い本でも新品が並んでただけのこと。関西電力トロリーバスを中心に、日本や世界のトロリーバスの歴史から車両解説、メカニズム、日本の廃止された主要都市のトロリーバスの解説などが纏められている。トロリーバスハンドブック。2019/01/18
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