Deep Love―アユの物語 完全版

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883810086
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

内容説明

2000年、春。渋谷の高校生たちの間で、1人の少女が伝説となりました。彼女の名前は『アユ』。ケータイサイトで発表された連載小説『Deep Love』の主人公。援助交際をする17歳の少女。人から愛されること、人を愛することを知らず、生きることに何の意味も見い出せないアユ。笑顔を、涙を忘れていたアユ。しかし、ひとつの出会いをきっかけに、傷つきながらも少しずつ心を取り戻し、愛を見つけ出していく…。そんなアユの姿に共鳴した読者により、『Deep Love』の存在は口コミで広まり、サイトへのアクセス数は実に2000万件を突破。アユに共感し、涙した読者から何万通ものメールが寄せられました。そこにつづられているのは、冷めた世代といわれている少年、少女達の隠された心の叫び…。連載されていたアユの物語に加え、アユとともに変わっていく周囲の大人たちや恋人、友達の物語も同時収録。ケータイ小説、待望の完全版。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maimai

12
ドラック、売春、AIDS..非常に過激な話題が連なってはいましたが、そんな過酷な運命にも負けずに生き抜いたアユは素晴らしいなと感じていました。心を冷たく閉ざしたアユがおばあちゃんや愛犬パオの優しさに触れて元気になっていく姿には純粋に感動します。また登場人物の各々が人と触れあう中で自分の罪を懺悔したり、愛情を知っていく過程には感動しました。辛いことはたくさんありましたが義之との愛を知り死んでいったアユの姿には涙がこぼれます。2015/11/28

higurashi_jp

5
内容はほぼ官能小説ですが泣けます2024/03/24

ひまわり*

4
読了整理◆懐かしい携帯小説。高校生だったかな?10代だったし、なかなか衝撃的な内容だったね。今は処分してしまって手元にないけど内容はなかなか忘れられない。★★★☆☆

貧家ピー

4
携帯サイトなどで人気を博したストーリーの書籍化。 これが泣けて、面白いのか。 友達とか愛の意味が変わったんだろうな。2004/11/14

たれぱんだ

4
いつもは読書を終えた後自然と感想が出てくるのだけどこの作品は人が亡くなりすぎだし全体的に読んでいて頭を整理する前にまた事件が起きたりで慌ただしい感じだった。おばあちゃんの幸の話はとても印象的だった。何故かアユとかよりも。義之の父親がアユの死因をAIDSと知った時の気持ちを何故か知りたいととても思った。2015/05/24

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