生意気―東京下町青春記

生意気―東京下町青春記

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784883460281
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

60数年の人生の中で、日記をつけていたのはざっと7年間である。1949年から55年(昭和で言えば24~30年)の間だ。しかし現在手許にあるのは5冊で、49年のもの(大学ノートに記した)と53年のものは紛失してしまった。1年程前、テレビで黒柳徹子さんにこれを見せたところ、読んで抱腹絶倒したトットちゃんから、これを絶対出版なさいと言われてしまった。どこが面白いと言って、生意気なのが面白いと言う。確かに高校生なのに書き方がナマイキで、何と黒沢明をはじめ大監督と言われる人を平気で批評している。小説家や俳優も皆批評の対象だ。それがキッカケで本格的に読み返してみた。すると成程面白い。あっと言う間に全部読んでしまった。特に高校時代の2年半の間に、大橋巨泉という人間の原型が形成されていった事がよく解る。家庭、親の躾、学校、友人、社会環境が一人の人格を形成してゆく。その過程のビビッドさに、ボク自身驚いた。そして少年問題、学校制度改革がホット・アイテムになっている現在、これは出版する価値があるかも知れない、と考えるようになった。

目次

1950年(昭和25年)高校1年~2年(15歳の正月;自称“冷血動物”;皇国少年と野球ゲーム ほか)
1951年(昭和26年)高校2年~3年(酒と煙草と文学の話;念願の英語学校入学;三人の放蕩者の叔父さん ほか)
1952年(昭和27年)高校3年~卒業(あの頃の17歳;サージェント先生の正しい英会話;誘惑に負けてばかりのボク ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ろくしたん

1
大橋巨泉の日記。高校生時代のことなど。普通の学生ではなかった。両国高校なども出てきて、浮谷東二郎を思い出した。2020/11/21

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