Ｔｒｕｔｈ ｉｎ ｆａｎｔａｓｙ 鬼

高平 鳴海/糸井 賢一/大林 憲司/エーアイ・スクウェア【共著】

新紀元社（1999/08発売）

• サイズ A5判／ページ数 249p／高さ 21cm
• 商品コード 9784883173389
• NDC分類 388.1
• Cコード C0076

内容説明

恐れられ、忌み嫌われ、愛されてきた鬼は、時として神と認識されることもあれば、日本におけるモンスター、つまり妖怪の一種にも分類される。その中から、「鬼らしきもの」「鬼に近い特徴を備えたもの」を抽出し、再編したのが本書である。「鬼カタログ」として体裁を整え、外見や性格などをもとに分類を行い、読みやすくした。

目次

鬼の章（目一つの鬼；酒呑童子　ほか）
女の章（紅葉；鈴鹿御前　ほか）
怪の章（牛鬼；土蜘蛛　ほか）
獄の章（八雷神；黄泉醜女　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[さっこ]

鬼=その時代の中枢の人間にとっての脅威。創作としての鬼というより、歴史的背景も含めて書かれているので勉強になりました。人間の恐ろしさ、悲しさが詰まった一冊。むしろ鬼に同情、ヒーローってなんなんだ…と思ってしまいました。

2012/06/08

[はじめ]

再読

2015/02/17

[奈良 楓]

民間伝承や神話をかなり丁寧に拾っていて面白かったです。他のシリーズも読んでみたい。

2013/12/28

[蒼峰 弥]

基本的な辞書。このシリーズは悪魔と天使も持ってたような。

2009/11/14