感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
奥山 有為
10
青い鳥文庫kシリーズに収録されていた「壁の中のアフリカ」が読みたくて。タイトルは「草原」になっていました。大人向けになると訳がちがうし、内容もちょっとちがう……?「壁の中の〜」の方が子どもの無邪気?な残酷さが際立って恐ろしかったような。2016/09/19
スターライト
7
3D映画や3Dテレビも思ったほどふるわない現状をみると、やはり仮想現実は一部の用途に限られるのかも知れない。まあ、あれもVR、これもVRと数え上げればもう少し日常生活に浸透しているのかも知れないが、そうして無理にレッテル貼りしなければ浮き彫りにならないようでは、かえって寂しい。冒頭のブラッドベリ「草原」は子どもの残酷性を象徴する作品だが、そうした普遍性を前面に出しているせいか、これが集中のベストに思えてくるから不思議だ。それと、やっぱりディックの「凍った旅」。棹尾を飾るペイジ「幸福な男」も、面白かった。2013/06/15
葛井 基
1
これを読むとVRには恐ろしさばかり感じる。2017/06/23
海さん
1
ヴァーチャルの世界。見てみたい気はするけど、その世界から帰れないのは嫌だな。「凍った旅」が本当に嫌だ。2017/03/22
サイレン
0
面白かったのは、ヴァーリーの「メモリーバンクは引き出し超過」やスワンウィック&ギブスンの「ドッグファイト」等、やはり既訳の話が多い。編者は無名の人だけど、浅倉久志のあとがきにもあるように、丁寧な序文や参考文献リストに好感が持てる。話の並べ方も良い。2014/01/05