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内容説明
20世紀はじめスイス南端の山と湖にかこまれた風光明媚の地アスコーナ、そこは閉塞する時代からの隠れ家、現代文学芸術・思想の揺籃の地、そしてエコロジーの実験コロニー。
目次
序説 文明病からの「逃避」(文明への嫌悪と自然への逃走;サナトリウムの時代;晩年のカフカとサナトリウム)
1部 アスコーナの光と影(菜食者コロニーへの夢;約束のアスコーナ;生活改善への一歩 ほか)
2部 アスコーナの時代とその周辺(自然へのノスタルジー;フンボルトとゲーテの自然観;工業化の波と新たな理想郷 ほか)
著者等紹介
関根伸一郎[セキネシンイチロウ]
1948年、埼玉県生まれ。中央大学ドイツ文学科卒。ドイツ滞在12年を経て帰国
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。