内容説明
明治38年、ひとりのアメリカ青年が来日し、英語教師として赴任するため、琵琶湖畔の小さな駅に降り立った。日本と日本人を愛し、あらゆる困難を克服して近江に「神の国」の理想社会をつくるべく生涯を捧げたウィリアム・メレル・ヴォーリズが、その人である。建築家として全国に数々の有名な「ヴォーリズ建築」を遺したメレルは、一方で家庭薬「メンソレータム」(現メンターム)を日本にもたらし、YMCA、病院、学校、図書館等をつくり、地域に貢献し社会の必要に応えた。しかし自ら「失敗者」と称した彼の生涯は、現代を生きる私たちに何を教えるのか。
目次
第1章 生い立ちから来日まで
第2章 近江八幡での活動開始
第3章 近江ミッションの形成
第4章 近江ミッションの展開
第5章 戦時下及び戦後のヴォーリズと近江兄弟社
第6章 近江ミッションの理想と変容
第7章 結び
著者等紹介
奥村直彦[オクムラナオヒコ]
東京都出身。早稲田大学政治経済学部卒業。同志社大学神学部、カリフォルニア神学大学院(日本校)等に学ぶ。同志社大学嘱託研究員、日本基督教団安土教会牧師。元・学校法人近江兄弟社学園長、財団法人近江兄弟社本部理事等歴任。キリスト教史関係の共著、ヴォーリズ論文、学会発表等多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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