内容説明
中国の歴史を、その固有性に立ちつつ、なおかつ世界史の普遍性の中で全的に把握するにはいかなる方法が可能か―。戦前の中国停滞論の克服をめざして真摯に闘われた戦後の中国史論争の数々。歴史認識をめぐって活発に展開されたこれら諸論争にくまなく光をあて、わが国の中国史研究の軸と問題の所在を余すところなく解明する。
目次
秦漢帝国論
六朝貴族制論
均田制研究の展開
宋代農村社会史研究の展開
明清郷紳論
明清時期の商品生産をめぐって
附録 シンポジウム「戦後日本の中国史論争」
中国の歴史を、その固有性に立ちつつ、なおかつ世界史の普遍性の中で全的に把握するにはいかなる方法が可能か―。戦前の中国停滞論の克服をめざして真摯に闘われた戦後の中国史論争の数々。歴史認識をめぐって活発に展開されたこれら諸論争にくまなく光をあて、わが国の中国史研究の軸と問題の所在を余すところなく解明する。
秦漢帝国論
六朝貴族制論
均田制研究の展開
宋代農村社会史研究の展開
明清郷紳論
明清時期の商品生産をめぐって
附録 シンポジウム「戦後日本の中国史論争」