ナボコフ=ウィルソン往復書簡集 1940‐1971

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  • サイズ A5判/ページ数 489p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784878934858
  • NDC分類 935
  • Cコード C0098

内容説明

20世紀文学を代表する作家と批評家の政治と文学をめぐる壮絶な戦い。

著者等紹介

ナボコフ,ウラジーミル[ナボコフ,ウラジーミル][Nabokov,Vladimir]
1899.4.23‐1977.7.2。ロシアのサンクト・ペテルブルクの名門貴族の家に生まれる。父親はロシア帝国議会議員で、立憲民主党の創立者の一人。1917年、ロシア革命勃発によりヤルタへ避難、19年、家族とともにドイツに亡命。イギリスのケンブリッジ大学トリニティ・コレッジを卒業後、23年からベルリンに住み、シーリンの筆名でロシア語による創作活動を開始する。40年、アメリカに渡って市民権を獲得し、ウエルズリー大学やコーネル大学で文学を教える傍ら、英語での執筆活動に取り組む。55年、パリで出版された『ロリータ』が、58年全米でベストセラーになる

ウィルソン,エドマンド[ウィルソン,エドマンド][Wilson,Edmund]
1895.5.8‐1972.6.12。米国のニュージャージー州レッド・バンクに生まれる。父親は高名な弁護士。1916年、プリンストン大学を卒業、「ヴァニティー・フェア」「ニュー・リパブリック」などの編集に携わる傍ら、「ニューヨーカー」の書評を担当する。31年、20世紀文学における象徴主義様式の重要性を説いた『アクセルの城』で文芸批評家として名声を確立。以後、西欧における社会主義思潮の流れを論じた『フィンランド駅へ』、アメリカ南北戦争文学研究『愛国の血潮』など広範な批評活動を行い、最後の“A Man of Letters”と呼ばれた

中村紘一[ナカムラコウイチ]
1942年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。京都大学大学院文学研究科教授(アメリカ文学)

若島正[ワカシマタダシ]
1952年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。京都大学大学院文学研究科教授(英米文学)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

燃えつきた棒

36
twitterで「ウラジーミル・ナボコフ」(bot)さんが、 【歳を取れば取るほど確信を持つようになったが、文学でただ一つ大切なことは、書物の(多かれ少なかれ非理性的な)シャーマニズムだ。すなわち、良い作家とは何よりもまず魔術師でなくてはならないということだ。─『ナボコフ=ウィルソン往復書簡集 1940-1971』】 とあげているのを見て、これは面白そうだと思い手に取った。2022/02/19

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