弟

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  • 石原 慎太郎【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 388p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784877281199
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

兄の手ではじめて明かされた石原裕次郎の全貌。―人生をタッグマッチで生きた2人きりの兄弟。死にゆく者と、生き残る者の無言の交錯。かけがえのない弟の知られざる生涯を、死の瞬間まで凝視し、生と死の根源を問う25年ぶりの書き下ろし長編小説。小樽、湘南の少年時代。海との結合。父の死と経済的逼迫。放蕩の季節を経て、一躍映画界の大スターへ。そして北原三枝との結婚と独立プロの設立。栄光と比例するように襲いかかる病魔との闘いの日々。たった1人の弟の光と影を秘められたエピソードで描きつつ、自らの来し方を振り返る石原文学、最初で最後の私小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ykmmr (^_^)

124
読むまで、数ヶ月待たされた。でも、『弟』は兄と再会出来るまで、30年は待たされたんじゃないか?今頃、この本を片手に、ゆっくりと『兄弟談義』を楽しんでいるんだろうな。そんな、「ゆっくりさ」がない波乱・破天荒に颯爽と駆け抜けた、正直、長くない人生を、多分『最愛の兄』が兄として、小説家として書き綴った。淡々としている面もあるけど、慎太郎流『弟伝』の如く、弟の姿を良くも悪くも的確に、さらに、ゴテゴテ『保守政治家』の殻を破ったような、人間らしい、弟への『愛情』・『優しさ』も具に感じた。2022/09/04

そうたそ

29
★★★★☆ 嘗て五夜にも亘る超大作ドラマを見たが原作を読むのは初めて。小説とエッセイの間のような語り口。割と淡々と語られる弟=石原裕次郎のエピソード。一番近い距離にあった著者でしか語れないような話の数々。決して仲が悪い訳では無い、むしろ素晴らしい関係だっただろう。だが向かい合うとどこか照れくささがある。そんな関係性を感じた。晩年のエピソードはなかなかのもの。ここまでのスター性。昭和ならではだなあ。随所に感じられる慎太郎の"弟だけじゃなく俺もすごいんだぜ"みたいな心の声がかわいらしい(笑)2018/02/09

那由多

15
昭和の大スター石原裕次郎を、慎太郎が兄の目線で綴る。お金なかったら慎ましく暮らそうっていう発想は湧かないんですかね?生活苦しいのに、ヨットを所有するって武勇伝というか頭おかしいというか。興味深く面白くはあったが、この兄弟は割とこまったさんですね。

963papa

11
只の兄弟を越えた、濃い繋がりを感じた。「海」という、2人にとって大きな意味を持つであろう物を軸として共有し、その周りを回転している。二人の周期は等しく、一定の距離を保っているが、時々周期が乱れた際には近くなる。そんな関係。男兄弟って、それが多いのだろうか。年の離れた姉しかいない私には、双子や、むしろドッペルゲンガーに近いように感じた。2023/07/22

かつばやし

6
祖父の部屋から拝借。ずいぶん前に五夜連続ドラマでやっていたようだが、当時はぼんやりと観ていて話の内容はあまり覚えていなかったためこんな話だったのかと驚かされた。石原裕次郎というと、類い稀なる才能を若い頃から開花させ、一躍スターダムにのしあがった人物という印象をもっていたが、実際には昭和という時代と兄である慎太郎の助力によるものが大きかった。兄とはタッグマッチでやってきた、という裕次郎の台詞通り、ときにはライバルとして親友としてお互い支え合ってきた姿は美しい。2011/05/29

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