内容説明
近代以降、峠は急速に変化してきた。馬車の普及、自動車の登場を経て道路整備が進んだ結果、古くから存在してきた峠が次々に地形図から消えようとしている。本書は「峠の国岩手」のそういった変化を刻明にたどった貴重な記録である。
目次
1 峠について
2 奥羽山脈側の峠
3 県北部(北上山地側)の峠
4 県中部(北上山地側)の峠
5 遠野周辺の峠
6 気仙(内陸)の峠
7 沿岸(浜街道)の峠
著者等紹介
那須光吉[ナスミツヨシ]
1935年岩手県一関市生まれ。福島大学卒、盛岡一高など県内各県立高校教諭後、千厩農業高(現千厩東)定教頭、盛岡南高教頭を経て種市高校長、釜石南高校長、1996年退職。その後盛岡大学短期大学部非常勤講師、NHK盛岡文化センター講師後、北里大学水産学部非常勤講師
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