出版社内容情報
中島らも[ナカジマラモ]
著・文・その他
内容説明
夢叶わぬ人に、中島らもが贈るラスト・トーク!転落事故の1週間前まで続けられていた「対話」を完全収録。
目次
中島らも×柴山俊之
中島らも×竹井正和
中島らも×宇梶剛士
中島らも×安部譲二
中島らも×本上まなみ
中島らも×松尾貴史
著者等紹介
中島らも[ナカジマラモ]
1952年生まれ。大阪芸術大学を卒業後、印刷会社勤務、コピーライターをへて、作家に。小説、エッセイ、戯曲、コント、落語など、幅広い分野の作品を多数発表。92年『今夜、すべてのバーで』で吉川英治文学新人賞。94年『ガダラの豚』で日本推理作家協会賞長編賞。また、86年には劇団「笑殺軍団リリパット・アーミー」を旗揚げし、座付き作家としても活躍するが、01年引退する。96年にはロックバンド「PISS」を結成し、ボーカルとギターを担当。PISS解散後は「らも&MOTHER’S BOYS」でボーカルとサイドギターを担当する。2004年7月26日、逝去
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感想・レビュー
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kinkin
76
2004年に行われた対談をまとめたもの。この後に永眠。対談相手は柴山俊之、武井正和、宇梶剛士、安部譲二、本上まなみ、松尾貴史の面々。らも氏らしいツッコミや発言が面白い。武井正和との対談で「だいたい宗教とかしすとか主義とかいうのは砦やねん。心はその砦の中でぬくぬくしてるわけやないですか。いっぺんそっから出てみろよ外は大嵐やぞ!」と書かれてたのが印象に残った。今らも氏と対談できる相手は誰だろう?図書館本2019/07/01
ぜんこう
23
なりたいものになれなかった「なれずもの」、らもさん永眠直前の対談集。 対談相手は濃いぃ人ばっか・・・柴山俊之(サンハウスを結成したバンドマン)、竹井正和(出版社リトル・モア設立)、宇梶剛士(元暴走族トップの俳優)、安部譲二(元ヤクザの作家)、本上まなみ(女優)、松尾貴史(タレント)。 らもさんの対談って好きです。考えがストレートに出るし、相手も同類を選んでるし(笑) 全く正月らしくない今年2冊目(^^;) でも読んでて楽しいからオッケー!2019/01/02
suu
6
ヤクザ、チンピラ、暴走族、本上まなみ等との対談集。最後の人は趣味だと思う系2017/03/13
xtc1961ymo
3
亡くなる直前に、企画された、対談集。何かになりたくて、そうなれなかった挫折経験を縦軸に、いつもながらのギャグをまぶしつつ、人生を振り返ってます。相手には、我が道をいく、アウトローの方々が多いです。行き急いだ感のする、らもさんの優しい眼差しに涙。2013/10/20
Awazu Satoshi
1
対談。オモロイ2020/02/16