内容説明
スペクトルマン、ライオン丸、ザボーガー…心に残るピープロ・ヒーローの創造秘話。円谷英二、手塚治虫、高山良策、大橋史典ら盟友の知られざるエピソード。うしおそうじだから語れる日本特撮60年の全貌が今ここに!高山良策・怪獣造形工房写真集16頁。
目次
第1章 戦争と円谷英二―東宝特撮課の密命
第2章 牛尾走児とうしおそうじ―手塚治虫の思い出
第3章 イニシャルはP―アニメ特撮の可能性
第4章 特撮仁侠伝―『マグマ大使』と『怪獣王子』てんまつ記
第5章 ネヴュラの星へ―悪とヒーローの心
第6章 風よ!光よ!―日獅子舞う特撮歌舞伎
第7章 赤いシグナル非常のサイン―鉄人と電人、そして
第8章 パリ・北京・東京―ピープロ三都物語
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
IMY
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まさか出版から15年経って読むとは思いませんでした。当時はあまり金を持ってなかったので手が出なかったんですよ。まあ今もそんなに持ってるわけではありませんが。15年経ってるんですから、もっと詳しい評伝でてないもんですかね?2015/01/13
鈴木誠二
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昔読んだことあることを途中から思い出すが、うしおそうじさんの著作をいろいろ読んだ後の再読だけに、面白さがより一層増している。ピープロファンクラブ会報第1号はイベントで購入しましたよ! さらりと触れていた「シュンマオ物語タオタオ」にうしおさんが関わっていたことは、熊川正雄さんのHPでも確認できました。戦前・戦後の映画・アニメ・特撮・漫画についてクロスオーバーで語れた数少ない人であることを改めて実感します。2013/10/03