ドキュメント クマから逃げのびた人々

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ドキュメント クマから逃げのびた人々

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866734590
  • NDC分類 489.57
  • Cコード C0095

出版社内容情報

人間がまともに戦えばほぼ勝ち目のない動物、クマ。
襲われた当事者の生の声を聞く、衝撃のノンフィクション
北海道では釣り人や登山者が殺され、巨熊・OSO18は266頭もの牛を襲撃(うち32頭が死亡)。秋田では市街地のスーパーにまで侵入。近年、目撃件数も被害も右肩上がりのクマ。 クマはどのように襲ってくるのか? 身を守るには? ケガや後遺症は? 8人の当事者インタビューを通じ、その実態をリアルに紐解きます。全ケース、被害現場のマップも掲載。
 絶対的セオリーのない「クマにあったらどうするか」。実例を知ることは、今後の熊害防止にも意味があるはずです。


【目次】

【当事者ラインナップ】
・100万都市の市街地で通勤中に襲われ、重い後遺症が残る(北海道札幌市)
・絶命寸前のヒグマと格闘し、パンチがクマの口に。50針縫った猟師(北海道滝上町)
・山菜採りで遭遇。金属製水筒に空いた穴が衝撃を物語る(秋田県秋田市)
・「小熊が木に登るのを見たら……」格言どおり母熊と格闘(岩手県岩泉町)
・リンゴ畑で執拗な攻撃。顔を半分持っていかれる(群馬県沼田市)
・渓流釣りの帰り、車そばで後ろから頭と目をやられる(群馬県沼田市)
・キャンプ場の夜に不穏な影と物音。天幕を引き裂かれ……(長野県松本市/上高地)
・自宅からわずか100m。裏のキュウリ畑で片目失明(島根県邑南町)
【特集】
●検証ルポ/市街地スーパーに立て籠もったクマは、いったいどこから
やってきたのか
●研究者インタビュー
ヒグマの生態と最新の生息状況/坪田敏男(北海道大学教授)
ツキノワグマの生態と生息状況/山崎晃司(東京農業大学教授)
外科治療から見る熊害の実態/中永士師明
(秋田大学病院/高度救命救急センター長)
犬を利用した人とクマの緩衝地帯づくりはどこまで有効か?/
ピッキオ(長野県軽井沢町)

内容説明

襲われたが命は助かった本人が自ら語る“現場”

目次

01 きのこ採りの最中子連れ母グマに襲われ一部始終が動画に
02 背後からの不意打ちで頭部をやられ大流血 クマの姿はまったく見えず
03 瀕死のヒグマと格闘 繰り出した右拳が相手の口の中に―
04 自宅裏の畑で突然クマが藪から現れ右目を失明
05 地下鉄駅そばでまさか 24時間続く痛みとPTSDに今も苦しむ
06 人気キャンプ場の深夜クマにテントごと引きずられ右膝負傷
07 顔面を執拗に〓まれ前例のない重傷を負うも「痛いと言ったら負け」
08 血まみれになりながら取っ組み合いで命がけの戦いを制す
特集 人とクマが共に生きるには―

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

nonpono

71
近年の熊は異常だ。秋田在住だが車で10分の河川敷に出没したし、美術館に訪ねたら、街宣車から隣町に熊が出ています、と言われて焦る。若い頃、中山道を歩いていたら、静かな熊親子を見た。近年、エサの不足やソーラーパネルの乱発、ゴミ、YouTuberのアクセス稼ぎの餌やり、異常気象、いろいろな側面があるのだろう。本書を読むと、様々な体験を知れる。熊から目を離すなと言う人もいるが、後ろから襲われた人もいる。野生動物にマニュアルなんて存在しないんだ。なぜ、こんなにも熊がでるのか、本質的な問題を掘り下げるべきではないか。2025/11/12

kawa

33
早起きテニスのホーム・コートに、2頭のクマの出没情報(見間違い?との噂も)があったので他人事でない本書。クマに襲われた8人の方々のドキュメント。尋常でない迫力に呆然自失。血まみれの取っ組み合いでクマを撃退した越中谷さんの話しが凄い。クマが人間の住む地域に盛んに出没するようになった原因にクマ側の理由は少ない。「猛獣で怖いイメージがあると思いますが、彼らは森を育てる『種の運搬者』」ととらえ、クマとの共生を目指す軽井沢のベアドックの取り組みが興味深い。(図書館新刊書コーナーから)2025/09/21

あじ

27
被害者は語った「もう人間の顔じゃねぇんですよ。どこに目があって、鼻があって、口があるのか分からないくらいだった」と。本書を読んでいる間にも、全国から途切れなく熊出没及び被害がニュースで伝えられた。九死に一生を得る人もいれば、生命を落とす人もいる。その場の状況次第、クマ個体の性格で運命が分かれるようだ…。そして身体の後遺症、PTSDに苦しむ姿、保証のない社会復帰も浮き彫りになる。終章に登場した熊を追い立てる犬については「クマが出た!助けてベアドッグ」太田京子/著に詳しいと補足しておく。2025/10/28

100名山

6
はじめにを読み始めいきなり被害者の年齢が81歳の所91歳と書かれていたので、この本大丈夫かなと思いました。熊に襲われ辛くも命をつなぎとめた人の口述筆記と周辺の取材が8件と人と熊が共に生きるにはというレポートで構成されています。どれも記憶の残る熊被害ですが、被害者の体験談は新聞記事よりも詳しく、熊の恐ろしさを感じます。1992年に沢で熊と素手で格闘して熊の眼球を抉り取り無事に生還できた話は圧巻でした。本自体は熊との共生に主眼が置かれています。読み終えつくづく熊を興奮させたら始末に負えないことが分かりました。2025/11/10

ウミノアメ

6
熊に遭遇して被害に遭った8人の方と熊専門家のインタビューなどをまとめたもの。 ツキノワグマの話が多い。熊の爪と牙で襲われるのは顔、頭が中心で、怪我は皆深刻。PTSDや後遺症に悩まされている人もいる。熊の攻撃は様々だが、もし熊に遭ってしまった時の一つの傾向と対策には役に立つと思われる内容だった。 2025/11/04

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