出版社内容情報
この本は,オープンダイアローグと,その周辺の臨床心理論や支援理論,哲学などを解説をし,オープンダイアローグ実践のための基本をまとめたものです。
・家族療法から始まる流れや社会構成主義という考え方が及ぼした影響
・社会構成主義を取り入れつつ生まれたポストモダンなアプローチとの異同
・アドラー心理学,人間性心理学,PTMFなど別のアプローチとの異同
・昨今注目されているポリヴェーガル理論やトラウマ・ケアとの異同や親和性
などを詳述をしています。オープンダイアローグを多方面から見てみることで,新しいアイデアが見えてくるかもしれません。オープンダイアローグをしてみたい,エッセンスを日常臨床に取り込みたい,そんな方たちに必読の本となりました。
内容説明
この本は、オープンダイアローグと、その周辺の臨床心理論や支援理論、哲学などの解説をし、オープンダイアローグ実践のための基本をまとめたものです。家族療法から始まる流れや社会構成主義という考え方が及ぼした影響、社会構成主義を取り入れつつ生まれたポストモダンなアプローチとの異同、アドラー心理学、人間性心理学、PTMFなど別のアプローチとの異同、昨今注目されているポリヴェーガル理論やトラウマ・ケアとの異同や親和性などを詳述しています。オープンダイアローグを多方面から見てみることで、新しいアイデアが見えてくるかもしれません。オープンダイアローグをしてみたい、エッセンスを日常臨床に取り込みたい、そんな方たちに必読の本となりました。
目次
オープンダイアローグは単なる対話焦点型のセラピーか?
家族療法からオープンダイアローグへ
システム論からオープンダイアローグへ
未来語りのダイアローグとオープンダイアローグ
社会構成主義から考えるオープンダイアローグ
ナラティヴ・アプローチとオープンダイアローグ
コラボレイティヴ・アプローチとオープンダイアローグ
リフレクティング・プロセスからオープンダイアローグへ
アドラー心理学とオープンダイアローグ
人間性心理学とオープンダイアローグ―PCAとフォーカシング、ベーシック・エンカウンターグループ
パワー・脅威・意味のフレームワーク
トラウマ・ケア、ポリヴェーガル理論とオープンダイアローグ
オープンダイアローグの持つインパクトと、さまざまな疑問
寄稿 イタリアの精神保健サービスにおけるオープンダイアローグと対話的アプローチの継続的実施(ピーナ・リデンテ)
寄稿 オープンダイアローグにおける「ともにいること」(キャシー・ソアリー)
著者等紹介
浅井伸彦[アサイノブヒコ]
一般社団法人国際心理支援協会代表理事、株式会社Cutting edge代表取締役。公認心理師、臨床心理士、保育士、オープンダイアローグ国際トレーナー資格など。オープンダイアローグ、家族療法、ブリーフセラピーのほか、EMDRなどのトラウマ治療を、私設相談室MEDI心理カウンセリング東京/大阪などで行っている
白木孝二[シラキコウジ]
Nagoya Connect & Share代表。RDI Program Certified Consultant。臨床心理士。1991年、Brief Family Therapy CenterのResidential Trainingに参加。2005年、Connections CenterよりRDI Program Certified Consultant資格取得
八巻秀[ヤマキシュウ]
岩手県生まれ。公認心理師。臨床心理士。駒澤大学文学部心理学科教授。SYプラクティス代表。やまき心理臨床オフィス・スーパーバイザー。岩手県総合教育センター・スーパーバイザー。東京理科大学理学部応用数学科卒業。駒澤大学大学院心理学専攻を修了。精神科クリニックや心療内科病院、カウンセリングセンターなどで心理臨床経験を積み、秋田大学教育文化学部勤務を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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