晋遊舎新書<br> ブラック企業完全対策マニュアル―現代の無間地獄

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ブラック企業完全対策マニュアル―現代の無間地獄

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  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784863917941
  • NDC分類 366.021
  • Cコード C0295

内容説明

政府の雇用対策として司法処分や社名公表の動きもある「ブラック企業」の実態に迫る。低賃金や長時間労働、サービス残業、自腹購入を強いられ、給与の未払い、パワハラ・セクハラ、職場いじめ等が公然と行われる環境で、働く者の心身を破壊して使い潰す無間地獄、非情なるブラック企業の正体とは?本書ではブラック企業で働く人のエピソードに加え、そうした企業の「被害者」にならないための対策術も網羅。うっかり入社していたブラック企業と闘う価値はあるのか?新社会人、就活生も必読。

目次

1 ブラック化する企業(ブラック企業のパターン 身も心もボロボロに…ブラック企業が「ブラック企業」である5つの理由;そもそもブラック企業とは何か 長時間拘束し、保障は低く―会社側にとって「いいとこどり」 ほか)
2 ブラック企業の巧妙な手口(ブラック企業対策のカギ「労働法」 働く側が知らずにいる“ルール”;不足する労働基準監督官 そもそも労働基準法はなぜ守られないのか ほか)
3 ブラック企業との付き合い方(ブラックな論理に自分自身を染めないために ブラック企業の“洗脳”をいかにして解くか;ブラック企業の辞め方 あせって辞めると無間地獄次につながるように賢く辞める ほか)
4 労働争議の多彩な登場人物たち(急増する、脱法を説く士業 依頼者を食い物にするブラック士業の正体;医師も会社の手先に… 会社に都合のよい人事を行うために利用される産業医 ほか)
5 ブラック企業と闘って得られる“対価”(弁護士、社労士費用の相場 ブラック企業と闘うために、いくら必要なのか;労働審判、訴訟にかかる時間 訴えてから結論が出るまでに、4カ月から1年半が必要 ほか)

著者等紹介

古川琢也[フルカワタクヤ]
1976年長野県生まれ。ルポライター、「ブラック企業大賞」実行委員。東京商工リサーチの調査員、ミニコミ紙記者などを経て、2007年からフリーランス。『週刊金曜日』『My News Japan』などで、企業・労働問題を中心に取材・執筆する。ブラック企業の“頂点”を決める試みとして、「ブラック企業大賞」を2012年から開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

22
いかにカルトのごとく人間性を破壊する会社と戦い、金と尊厳を取り戻すか。その一点を突き詰めて書かれた実用書の決定版であり全社会人必読の一冊。働いてるうち、いや、働く前からどう会社を追い詰めるために証拠を固めるか、労働争議にはどんな手段があって、弁護士や社労士に頼むとどれくらいの費用がかかるか、そうした費用がないときのために用意されている救済策など、全方位自分の身を守り、ブラック企業に抗うという視点を徹底させている。大多数の会社がブラックな日本ではこのくらいの知識は絶対身に付け自衛したい2014/06/16

unpyou

4
大学の同期が書いた本。一読して、実用書として良く組み立てられた本と感じた。今現在は企業と闘う境遇にない自分には実用書としてどれだけ使えるかの評価はできないが、今まで知らなかった、労働三法に基づく労働者救済のための種々の制度や、紛争解決の具体的な手段とメリットデメリット、頼れる組織などが段階を追って整理されており、使い易さに配慮した構成。企業売却等で勤め先が突然ブラック化する可能性を否定できない昨今、誰もが手元に置いておいてよい書と思う。「おわりに」がアツい。一般書として読むならここから読んでも良いだろう。2013/06/04

のりきよ

3
これから社会に出てから働く前にこの本に出会えて良かった。まあ自分の内定先の会社は大丈夫だろうとは思うが、本書にも書いてあるとおり会社というのは今はホワイトでも様々な事情でいつブラック化するか分からないものなので、いつでも企業と戦えるための準備だけは常にしておかなければと思った。金儲け目当てのブラック士業や、会社と利害関係のある産業医とかにも注意が必要だね。自分も大学卒業後は、ユニオンに入ってみようかな。2013/06/09

ポチポチ

2
1人の労働者として知っておいた方が良い 団体交渉やユニオン 法テラス 日本労働弁護団  自己都合退職を避ける などなど 低賃金やパワハラセクハラ 長時間労働 いじめ 罵声や詰問など 慢性化してしまうと慣れて日常化してしまう 物乞いの目を潰す と表現されていた 会社の理論が正当なものに感じてしまう 洗脳だ 客観的な視野を持つためにも このような視点を忘れないでいたい 知識としても持っていたい 雇用主と労働者 会社と社員 会社ってなんだろう2024/03/10

hisaos

1
ブラック企業のやらかす労働者への不当な扱いを労働法に照らしてどのように法律に違反しているか解説。そしてそうした扱いに対抗する助けとなってくれるユニオン、法テラス、弁護士会といった組織を紹介、労働審判やあっせんなどに持ち込んで解決を図る場合の流れについてそれぞれ簡潔にまとめる。企業の違法行為には日本の労働観において美徳とされるようなものも含まれるが、もはや会社が個人の人生に責任を持たない・持てないようになる時代、偽りの「美徳」を棄てて法に定められた権利をしっかり主張していく助けとなる。2017/08/27

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