出版社内容情報
「寒さと乾燥という厳しい環境で、
モンゴルの人、そして動植物には
生きるための真摯な熱量が充満し、溢れている。
この命の濃さをわたしは伝えたい」
食べること、暮らすこと、働くこと。
日本にないものは、モンゴルにきっとある。
在モンゴル日本大使公邸料理人を務めた著者が驚いた、
目からうろこが落ちるモンゴルの風土と文化。
【目次】
序章 人と大地と生きものたち
一章 草原の楽器
二章 ゴビの理(ことわり)
三章 草原の生きもの
四章 カザフ地方
五章 生きるという仕事
六章 草原の料理
七章 命をいただく
内容説明
元・在モンゴル日本国大使公邸料理人が体感した、モンゴルそして日本の凄さ。草原料理の鍋は家畜自身の皮!遊牧民は仔羊を食べない?!世界で一番、人がまばらな国?草原の中で遊牧民が育んだ文化。
目次
序章 人と大地と生きものたち
一章 草原の楽器
二章 ゴビの理
三章 草原の生きもの
四章 カザフ料理
五章 大地が生む正解
六章 草原の料理
七章 命をいただく
著者等紹介
鈴木裕子[スズキユウコ]
1968年東京都生まれ。保育園の給食のおばちゃんから在モンゴル日本国大使館公邸料理人に転身。離任後は大好きなモンゴルに健康としあわせを贈りたいとモンゴルで『Japanese chef YUKO’s vegetable and cookbook for MONGOLIANS』、続いて2冊を刊行。国家資格の専門調理師全六部門を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
パトラッシュ
115
モンゴルの国民性を料理文化を通じて探求する。物言わぬ家畜が相手の遊牧生活のため観察眼が鋭く、言葉が通じないのにコミュ力が高いとは思いもしなかった。動物を解体する腕を持つのが常識なので、シラスやエビを生きたまま食べる和食が信じられないとは。大草原では何でもできるゼネラリストでなければ生きられず、当然たくさんのモノを持つようにならなかった。モンゴル人は食べることを愛しているが、羊やラクダを自ら捌くのが身近なため却って命を大切にしているのが伝わる。何もかも日本人とは正反対だけに、思わず我が身を振り返ってしまう。2026/07/12
tom
21
著者は、公邸料理人としてモンゴルで3年暮らしたのち、そのまま居ついてしまって、日本とモンゴルを行き来している。どの章も面白い。モンゴルの人と日本人の文化的差異の議論にはなるほどという感じ。そして、圧巻は第6章。ヤギの頭を金づちで殴って殺す。首を刎ね、皮を破らないようにして骨を一本一本取り出す。肉も取り出す。肉に割と大量の塩をまぶす。ニンニク一かけ、キャラウエイと玉ねぎを加える。真っ赤に焼いた石と一緒に体に戻し、長い時間かけて蒸し焼きにする。これは美味い、絶品とのこと。何とも魅力的なモンゴルライフ。2026/09/28
ちゃーびん
11
まんぷくモンゴルに続き鈴木さん2冊目。 まんぷくの方が全体的にバランスが良い印象ですが、こちらも日本やモンゴルの特徴について鋭く突いていて面白いです。 鈴木さんの本はモンゴルに行く前か帰ってきてから読むとより楽しめます。VIVANTもいいけど絶対鈴木さんの本をおすすめ(笑)。2026/07/23
とり
9
著者は、在モンゴル日本大使館元公邸料理人。モンゴルに行ったことはないし全く詳しくもないが、読後に何か既視感があるなと思って色々と考えていたら、ゴールデンカムイで見たアイヌの生活にどこか共通点を感じる。本書の食べ物はラクダ、山羊、馬なのに対し、ゴールデンカムイは熊や鹿や魚で全然違う。「命をいただく」といった食(動物)に対する基本的な考え方が似ているということだろうか。2026/07/18
amdd
2
☆☆☆2026/09/09




