内容説明
寝る前に読む宇宙。宇宙飛行士、宇宙開発者、天文学者…。宇宙に携わる人たちによる、心に効く名言集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
179
果てしない宇宙。その先にある未来。夜空を見上げると一つひとつの光に道のりがあって、もうそこにはないかもしれない星を今感じていると思える。ブラックホールにもきっと出口があるとホーキングは言う。昨日から学び、今日に生き、明日への希望を忘れないとアインシュタインは言う。励まされる言葉と美しい写真の数々が綴られている。永遠に終わることはないと思えるほど広く深く尊い世界である。宇宙を知ることなんてできない。でも私たちは今ここにいる。感性は永遠である。自分の中にある宇宙を大切にしたい。夢を抱くことはいつまでもできる。2023/03/11
アキ
76
宇宙の壮大な写真と共に宇宙飛行士らの言葉を添えたコンパクト本。「私が畏敬の念を抱くものはこの世に2つ。満天の空と自分の中にある宇宙だ」アルベルト・アインシュタイン。「私は3度地球を離れたが、他にいくところは見つけられなかった。どうか宇宙船地球号を慈しんで欲しい」ウォルター・シラー。「地球でもまた宇宙でもそこで誕生した人々や星々が死ぬことは避けられません。しかしそれは決して物事の終わりではなく、さらなる次世代の誕生にとっては不可欠な始まりに他なりません」須藤靖。星のかけらでできているわれわれは宇宙そのもの。2020/01/26
羽雪*hane**
42
書店の天文学コーナーで一目惚れ。「寝る前に読む宇宙。宇宙に携わる人たちによる、心に効く名言集」宇宙の写真と宇宙にまつわることばで構成されたフォトブック。豪華絢爛、壮大で優麗な写真の数々。それらに添えられた、宇宙に魅せられた人々によるシンプルかつ的を射たことばたち。簡潔に紹介されている発言者の経歴はどれも興味深い。宇宙の写真たちを眺めていると、神聖さと神秘に包まれ、息をのむ。感動のあまり自然と涙が溢れてくる。宇宙を体験した宇宙飛行士たちは、実際にその圧倒的な感覚に包まれ、名言をのこしてくれた。ありがたい。2021/07/07
智湖@ベルばら同盟副会長
36
【ウォルター・シラー】 アメリカ最初の宇宙飛行士の一人。マーキュリー計画、ジェミニ計画、アポロ計画のすべてで地球周回軌道以上の宇宙飛行を経験。 彼の言葉。 「私は3度地球を離れたが、他に行くところは見つけられなかった。どうか宇宙船地球号を慈しんで欲しい。」2021/08/15
きーしゃん
32
素敵な本だと思う^^ アキさん、ありがとうございます^^ 一通り読んだあとは、手に取れるところに置いて、気がむくまま開いたページを眺めたり読んだりしています。 ずっと眺めていられるような写真たちばかりで憧れます^^ 言葉は、もっといい言葉がありそうだなぁとも思いました。有名な宇宙関係者に限ったからなのかなぁ。宮沢賢治とかも載っていいような、そんな幅広い目で、宇宙に関する言葉を拾うとよかった気がします。2020/01/30