“結婚”をやめたパリジェンヌたち

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“結婚”をやめたパリジェンヌたち

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  • サイズ B40判/ページ数 160p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784863112131
  • NDC分類 367.235
  • Cコード C0095

出版社内容情報

パリジェンヌたちが"結婚"を見直し始めている。現代を生きるフランス人女性のリアルな結婚観、家族観をつづったエッセイ。独身、パックス(民事連帯契約)、事実婚、離婚。
パリジェンヌたちが"結婚"を見直し始めている。

2017年、フランスの合計特殊出生率はEUで第1位。だが、生まれた子供の約60%が婚外子である。
つまり女性たちは、産んではいるが、結婚はしていないのだ。
フランスに住み、フランス人男性とパックスを結ぶ日本人女性ライターが、
現代を生きるパリジェンヌたちのリアルな結婚観、家族観をつづったエッセイ。

“世間体は気になる。それでも自分の道を進む”
パリジェンヌたちに学ぶ、多様な生き方、家族のあり方とは。

はじめに

第1章 個人主義の国に世間体はあるのか?
<独身でいてはいけない理由>
 個人主義な国、フランス/意見は異なるのが当たり前/余計なお節介には毅然と答える/
 独身は型破りな人物である/増え続けるヴィエイユ・フィーユ
<結婚しなくてはいけない理由>
 家族からのプレッシャー/結婚することは義務なのか?/家のため、金のための結婚

第2章 恋愛と結婚は両立するのか?
<愛のある結婚を求めて>
 フランス人の結婚する理由/愛し合ってはいけない結婚/不倫は結婚からの逃避法/恋愛結婚を夢見て
<結婚へのフランス的ステップ>
 低下し続ける婚姻率/選べるカップルの形/結婚するタイミング

第3章 愛は永遠に続くものなのか?
<結婚しても愛を求めて>
 フランス人の離婚する理由/結婚の大敵は不倫/不倫大国、フランス/恋愛結婚の行く末
<愛がなくなれば別れるのみ>
 女性が得た離婚する権利/離婚を可能にする経済的自立/長い人生、長い結婚生活
<新しい人生の始まり>
 フランス人の離婚に対するイメージ/再婚するか、独身でいるか/人生何が起こるか分からない

第4章 子はかすがいなのか?
<子供は離婚の妨げにならない>
 離婚家庭の子供たち/親の権利、子の権利/それぞれの子育ての仕方
<パートナーへの愛と子供への愛>
 フランス人の家族を作る動機/子育てに励む主婦の誕生/子供から自立する母親

第5章 独りでいることは不幸なのか?
<多様化する家族の形>
 離婚後の家族の行方/再構築する家族/自分の家族を作らない選択
<孤独と分かち合い>
 独りで暮らすということ/分かち合いの精神/個の集まりと他者との繋がり/自分の人生を生きる

あとがき
参考文献

酒巻 洋子[サカマキ ヨウコ]
著・文・その他

内容説明

独身、パックス、事実婚、離婚。パリジェンヌたちが「結婚」を見直し始めている。彼女たちが選ぶ生き方、家族のあり方とは。日本人の常識がくつがえされる、パリの女性たちのリアルな結婚観。

目次

第1章 個人主義の国に世間体はあるのか?(独身でいてはいけない理由;結婚しなくてはいけない理由)
第2章 恋愛と結婚は両立するのか?(愛のある結婚を求めて;結婚へのフランス的ステップ)
第3章 愛は永遠に続くものなのか?(結婚しても愛を求めて;愛がなくなれば別れるのみ ほか)
第4章 子はかすがいなのか?(子供は離婚の防げにならない;パートナーへの愛と子供への愛)
第5章 独りでいることは不幸なのか?(多様化する家族の形;孤独と分かち合い)

著者等紹介

酒巻洋子[サカマキヨウコ]
編集ライター、フォトグラファー。女子美術大学デザイン科卒業後、料理学校、ル・コルドン・ブルーに留学のため渡仏。帰国後、編集プロダクション、料理雑誌の編集部を経てフリーに。2003年、再度渡仏し、現在パリとノルマンディーを行き来する生活を送っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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香菜子(かなこ・Kanako)

32
“結婚”をやめたパリジェンヌたち。酒巻洋子先生の著書。フランスは先進国の中でも一番の子だくさん国。でも事実婚が多いから結婚率はとても低い。事実婚のカップルや婚外子への支援が整っていて、女性や子供の人権がきちんと守られているから、結婚していなくても事実婚でも女性が安心して子供を産んで育てられる。日本もフランスから謙虚に学んだほうがいいですよね。2019/07/21

さたん・さたーん・さーたん

2
フランス人の結婚・人生観、家族観をさまざまな統計と友人たちへの聞き取りとを見比べつつ述べる。結婚だけではない暮らしの選択、独りは孤独と同義でない、社会の圧力と自由な個人。時代の移り変わりで価値観や生き方も確実に変化していることが数字にも友人の会話にも表われる一方、著者自身の体験や考えを用いて締めるエピローグは「少数派でも胸を張ろう」と現代人を励ます。本編で繰り返し述べるのは個人がそれぞれに責任や優先順位を割り振る多様な生活の実態で、そこに少数派の概念はもはや希薄に感じるだけに違う着地が見たかった。2024/06/05

ジュースの素

1
どこの国でも女性たちは苦難の歴史がある。なぜなのか。日本だけの話ではないのだなぁ。 グッと俯瞰して見てみると…面倒な結婚制度?を何とかしないとやがて少子化どころか子供の生まれない地球になる。2023/07/17

bibi

1
フランスも家事と育児は女性に多く負担がかかっているのだと意外に思った。しかし旧式の考え方をする世代がまだ多く存命しているにもかかわらず、新しい制度を(各々が使う使わないにかかわらず)作ることができるのはすばらしい。日本では制度自体作ることを反対されますもんね。2022/03/12

emi

1
フランス人の結婚の考え方などについて。そういう考え方もあるのかー、という程度かな。色々な形があっても良いよね、と感じました。2019/06/22

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