出版社内容情報
日本の近代文学を代表する作家・島崎藤村。彼の生涯を辿りながら、故郷馬籠宿を中心に木曽の宿場めぐりを楽しむための旅ガイド。日本の近代文学を代表する作家・島崎藤村。
彼の生涯を辿りながら、故郷馬籠宿を中心に木曽の宿場めぐりを楽しむための旅ガイド。
馬籠宿のほか、藤村の作品の舞台となった妻籠宿や小諸の見どころを紹介。
さらに木曽十一宿の旅情報も掲載し、藤村とともに木曽の旅を満喫することができる。
島崎藤村にあまり詳しくない方でも、文豪の人生に触れることで旅をもっと豊かなものにする
「文豪+旅」という新しい旅のスタイルを提案する一冊。
●旅する前に知っておきたい島崎藤村と木曽の基礎知識
●第一章/藤村の里を訪ね――馬籠宿と妻籠宿
●第二章/いにしえの宿場を訪ねる――木曽十一宿
●第三章/小諸に藤村を訪ねる――「千曲川スケッチ」の舞台
[学びスポット]
藤村記念館(馬籠宿)/南木曽博物館(妻籠宿)/藤村記念館(小諸)
[コラム]
馬籠宿・妻籠宿のまつり/藤村が愛した宿
産業編集センター[サンギョウヘンシュウセンター]
編集
内容説明
山深い木曽の絶景と藤村ゆかりの宿場を豊富な写真で紹介。
目次
旅する前に学んでおきたい!島崎藤村と木曽の基礎知識(キーワードでたどる藤村の生涯;木曽と中山道 ほか)
1章 藤村の里を訪ねる―馬籠宿と妻籠宿(馬籠宿;妻籠宿)
2章 いにしえの宿場を訪ねる―木曽十一宿(贅川宿;平沢宿 ほか)
3章 小諸に藤村を訪ねる―『千曲川のスケッチ』の舞台(小説家への七年間;千曲川に抱かれた町 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てり
3
「夜明け前」を読んだ勢いで手に取る。googleマップでちくちく探して見るよりも、解説付きのまとまった写真で見る方がやっぱり何倍もわかりやすい。藤村ゆかりの地を巡りさらに余韻に浸るのもまたよき。2020/10/01
kaz
1
そもそも書店で木曽路のガイドブックをあまり見かけないのだが、中途半端なガイドブックよりはその土地の文化が理解できるし、風景も目にクッキリと浮かんでくる気がする。図書館の内容紹介は『島崎藤村の生涯を「馬籠」「破戒」といった8つのキーワードで辿りながら、山深い木曽の絶景と藤村ゆかりの宿場を豊富な写真で紹介する。「千曲川のスケッチ」の舞台、小諸もガイドする』。2024/10/22
satao
0
何も知らない人が、島崎藤村と木曽(馬籠、妻籠)を知るのにとても良い本でした。島崎藤村の波瀾万丈すぎる人生を知れば、本人やその家族が暮らした馬籠という土地にも大変興味がわきます。 文体も読みやすく、要点がまとまっていて、急遽木曽に旅へ行かれる方におすすめです! 他のシリーズも読んでみたい。2023/10/28