内容説明
トランシルバニアの森をくぐり、カルパチア山脈を越えたらそこは別世界。キレイな心と生きるパワーを取り戻せるルーマニアの修道院へ、行ってみませんか?ヴァラティク、アガピア、ニャムツ、ドラゴミーナ、スチェヴィツア…。修道院滞在23カ所ルートマップ付き。
目次
第1章 ルーマニア案内
第2章 ルーマニア案内+
第3章 修道院滞在日記
第4章 修道院への旅支度
著者等紹介
パナヨッタ,ノリカ[パナヨッタ,ノリカ][Panayota,Norica]
2004年Emerson College大学院Journalism、Print&Online科を卒業。毎日新聞北米総局インターン、英字紙記者を経て物書きそして通訳に。ルーマニア系フランス人と共にNY、Paris、Viennaと転々とし、主に旅行、文化、暮らしと生活(Life‐style)に関する記事を書いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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野のこ
30
あまりの濃さにくらくら息を詰まるほどに独特な雰囲気のルーマニア。草木の装飾の装丁に写真や文章の構成、著者の親しみやすい文章、ノリカさんの魅力にぞっこんになりました。魔法にかかったような幻想的な修道院は感動したけど、テキトーだけど懐の深いルーマニア人との出会いなど、彼女の周りで起きうる出来事が面白くてそちらが印象に残りました。相棒(多分旦那さま)の「君の想像力で描くんだよ!」という励ましのことばが素敵でした。2017/07/15
カタコッタ
10
日本ではあまり馴染みが無いルーマニアの修道院を訪ねる旅行記。旅行記としては楽しめるかもしれません。修道院という言葉に今過敏反応中なので、ちょっと期待外れかな。私の苦手な横書きでした。2020/07/26
るすみら
7
表紙の佇まいも含め、とてもかわいらしい本。著者が米国に留学していた時分に出会ったルーマニア人。その人の趣味が「修道院めぐり」。話を聞いて興味をもち、実際に足を運んだ著者が、素朴な美しさと独特の雰囲気に魅せられる。それが発端で出来た本書。柔らかい印象の写真と淡々とした旅のエッセイが良かった。ルーマニア正教の教会が持つ空気感や、そこにいる人たちの表情が自然でのびのびとしており、見ていて気持ちがよい。情報量はけして多くないけれど、ちょっと気の利いた小旅行をした気分になれる1冊。2009/06/01
sa-ki
5
修道院巡り&滞在日記。修道院の雰囲気と文章の軽さがチグハグな感じ。2013/03/24
risa
4
修道院とタイトルにあるから期待して読んだらにあまり詳しく書いてなくて残念だった。2018/01/14