象徴図像研究―動物と象徴

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象徴図像研究―動物と象徴

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  • サイズ A5判/ページ数 586p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784862090072
  • NDC分類 701
  • Cコード C1070

出版社内容情報

◆ヒトが《象徴図像》をとおして社会と「ひそかに結んでいる関係、及びその関係の束なる構造」を解明することは人間科学の構築に不可欠の課題であり、
◆本書はこの「ひそかな約束事の世界」に迫るべく協同の作業を行ってきた「象徴図像研究会」の論文集成です。

【目次】
序◎前田耕作/
●第一部 動物象徴の世界[動物表現の起源―ルロワ=グーランの仮説をめぐって◎蔵持不三也/蛇のほめ歌◎前田耕作/古代中国の動物図像◎土居淑子/ワニとは何か―日本神話の動物誌◎松村一男/土蜘蛛の原義について◎瀧音能之/古代イランの動物変身―ウルスラグナを例に◎岡田明憲 /スィームルグについて―アッタール作『鳥の言葉』を手がかりに◎甲子雅代/ケルトの動物文様と装飾主義◎鶴岡真弓/カエルをめぐる象徴性―グリム童話集を起点に◎嶋内博愛/コクッロの蛇祭り◎竹山博英/人狼Werwolfとその周辺◎檜枝陽一郎/メソアメリカにおける蛇図像◎越川洋一/スリランカ現代政治における動物のシンボリズム◎渋谷利雄/赤い隼の歌をめぐって◎村山和之]/
●第二部 象徴イメージの世界[視覚芸術の構造を探る試み―北米大陸北西海岸インディアンの象徴的画像にみる造形素分析の可能性◎大村敬一/呪術における「力」概念の効用と限界―「宗教誌」の記述をめぐって◎樫尾直樹/王の見えざるところ―南インドのある小王権の巡幸儀礼について◎中村忠男/日本の「牲 サクリファイス」をめぐる一考察―日本社会の供犠構造に関する一試論◎田口良司/ヘルメスをめぐって◎井本英一/神異なるペルソナ仮面の高僧―四川省石窟宝誌和尚像報告◎北 進一/フリーメイソンの五芒星(五尖の星)◎佐藤信夫/台湾原住民の美術様式について◎清水 純/張騫図と乗槎説話◎杉原たく哉/ガンダーラのヴァジラパーニをめぐる一考察◎前田たつひこ/ビザンティン絵画を読み解く―「エゼキエルの死の谷での幻想」の図像を手がかりに◎永澤 峻/カルナヴァルの熊―フランス・ルシヨン地方のプラ=ド=モロの事例より◎出口雅敏/マリア授乳図をめぐって―乳を与える母のシンボリズム◎寺戸淳子/仙人の誕生―全真教と呂洞賓信仰を中心として◎福島一浩/屈原(と)の対話◎松枝 到]/
●資料編[『象徴図像研究』総目次/「象徴図像研究会」活動記録/研究会に関わる出版物/象徴図像研究会・参加メンバー一覧]/
●編者あとがき

内容説明

人間と世界の共通の源泉たる「象徴」を研究の対象に据え、人間が“象徴図像”をとおして社会と「ひそかに結んでいる関係、及びその関係の束なる構造」の解明に迫るべく協同の作業をおこなってきた「象徴図像研究会」の論文集成。

目次

第1部 動物象徴の世界(動物表現の起源―ルロワ=グーランの仮説をめぐって;蛇のほめ歌;古代中国の動物図像;ワニとは何か―日本神話の動物誌 ほか)
第2部 象徴イメージの世界(視覚芸術の構造を探る試み―北米大陸北西海岸インディアンの象徴的画像にみる造形素分析の可能性;呪術における「力」概念の効用と限界―「宗教誌」の記述をめぐって;王の見えざるところ―南インドのある小王権の巡幸儀礼について;日本の「牲(サクリファイス)」をめぐる一考察―日本社会の供犠構造に関する一試論 ほか)
資料編

著者等紹介

松枝到[マツエダイタル]
和光大学表現学部教授、文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。