圓楽 芸談 しゃれ噺

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  • サイズ A5判/ページ数 357p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784861911873
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0076

目次

第1章 寺育ち
第2章 落語漬けの青春
第3章 圓楽襲名
第4章 あたくし的『笑点』史
第5章 圓生、そして一門
第6章 “戦争と平和”
第7章 好きな噺、思い出深い噺

著者等紹介

三遊亭圓楽[サンユウテイエンラク]
昭和8年1月3日生まれ。昭和29年、六代目三遊亭圓生に入門。昭和30年、全生。昭和33年、二ツ目。昭和37年、真打昇進、同時に五代目三遊亭圓楽を襲名。昭和41年、『笑点』初回から参加。昭和52年『薮入り』で文化庁芸術祭優秀賞受賞。昭和53年、師匠の圓生と共に落語協会を脱退、「落語三遊協会」設立。昭和54年、一門を率いて自己の会派「大日本すみれ会」を結成する。※なお、現在の名称は「圓楽一門会」。昭和60年、自らの寄席「若竹」を建設。昭和63年『中村仲蔵』で文化庁芸術祭優秀賞受賞。平成18年5月、『笑点』を勇退した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ばんだねいっぺい

36
旧・笑点メンバーは、ユーモア・ウィット・ナンセンス・ブラックユーモア・パロディーと担当で分けていたそう。今のメンバーで誰がそうかを考えると楽しい。圓楽師匠は、なんていうか、亡羊としていて軽みがあり、つかみがたい才気だとわかったような、わからないような。志ん朝と談志の対比がいちいち笑える。得意平然・失意泰然、気は気で養うものなどいい言葉で溢れていた本。 2021/10/18

fseigojp

29
この人は、芸談とか馬鹿話とかがよかった 枕に知ったかぶりや気障なところがあると批評もされたが、大柄な芸で見ていて気持ちよかった 中村仲蔵 野ざらし ああDVDボックス買おうかな 図書館にもツタヤにも意外と置いてない 師匠の落語協会脱退に心中したのが影響していたのかな2017/03/17

gauche

2
回顧録なんだが、演技論の部分も多い。納得できない限り、身についてない限り、その表現は出来ないという話が繰り返し出てくるのだが、体験に基づくものなので非常に説得力がある。師匠の落語、一度生で聞いてみたかったな。2016/01/08

tsukamg

1
五代目圓楽の自伝的落語エッセイ。真面目だが真面目すぎず、柔らかさと、他人を受け入れる度量がある。読んで不快感は感じない。落語愛の押し付けも感じない。でも落語を愛しく思える。つまり、圓楽は大人(たいじん)なのだ。 談志のことを悪口混じりに語っているが、悪口混じりに語れるからこそ親友だったのだなあと思える。 2018/08/10

ishida

1
若干説教くさいところもあったか面白かった。笑点の司会なつかしい2015/09/02

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