うつ病隠された真実―逃れるための本当の方法

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うつ病隠された真実―逃れるための本当の方法

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  • サイズ 46判/ページ数 424p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861828430
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0036

出版社内容情報

大ヒット『麻薬と人間 100年の物語』著者の次回作。

エルトン・ジョン、ヒラリー・クリントン、ナオミ・クライン推薦!



「絶望の病」に、抗うつ薬は本当に効くのか!?

9つの本当の原因と、克服するための7つの方法。

病気の認識を改め、苦しむ人に道を拓く、アメリカで大反響を呼んだ話題書。



「うつ病の原因は、脳内の化学物質の不均衡にあり、薬さえ飲めば治すことができる」

――自身も青年期からうつ病に苦しんだジャーナリストは、この説明に納得できず、世界中に蔓延するその病の真の原因と、逃れるための方法を探し求め、様々な分野の第一人者たちに直接取材した。鍵となるのは、現代に生きる全ての人々が陥っている〈絆〉の断絶と、その再建だった。大反響を呼んだ、世界的ベストセラー!



「気分が落ち込んだり、喪失感を覚えたりしたことが一度でもあるなら、このすごい本は人生を変えてくれる。悪いことは言わないから、今すぐ読んでみるといいよ」――エルトン・ジョン



「うつ病を始めとした精神疾患について、見事に鋭い分析を提供してくれる」――ヒラリー・クリトン



「分析は鋭いし、追及は徹底している、(…)この本を読む人が増えれば増えるほど、世界はそれだけ良くなるはずだ」――ナオミ・クライン

内容説明

「絶望の病」に、抗うつ薬は本当に効くのか!?9つの本当の原因と、克服するための7つの方法。病気の認識を改め、苦しむ人に道を拓く、アメリカで大反響を呼んだ話題書。

目次

イントロダクション 一つの謎
第1部 古くからの物語の欠陥(魔法の杖;不均衡;非嘆の除外;月に初めて立った旗)
第2部 絆の断絶―うつと不安の九の原因(旗を拾い上げる(第2部の序)
原因その1―意味ある仕事との絆の断絶
原因その2―ほかの人との絆の断絶 ほか)
第3部 絆の再建。あるいは、違う種類の抗うつ薬(ウシ;この町をつくったのはわたしたちだ;絆の再建その1―ほかの人びとに再び繋がる ほか)
結論 帰郷―ホームカミング

著者等紹介

ハリ,ヨハン[ハリ,ヨハン] [Hari,Johann]
1979年生まれ。英国出身で、欧米で活躍するジャーナリスト。国際的人権団体アムネスティの「ジャーナリスト・オブ・ザ・イヤー」に2度選ばれた。世界的なベストセラーを次々と生み出しており、TED Talkでの講演動画は全世界合計で7000万回以上再生されているほか、前著『麻薬と人間 100年の物語』(邦訳、作品社、2021)をもとにした映画『ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ』はゴールデングローブ賞(ドラマ部門)主演女優賞を受賞し、アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされた

山本規雄[ヤマモトノリオ]
1967年、東京都生まれ。出版社等勤務を経て、現在、翻訳業・編集業に携わる。主な訳書にミダス・デッケルス『うんこの博物学』(作品社、2020)、ジャック・アタリ『新世界秩序』(作品社、2018)、ルイ=ジョルジュ・タン編『“同性愛嫌悪(ホモフォビア)”を知る事典』(共訳、明石書店、2013)、ヴァンダナ・シヴァ『アース・デモクラシー』(明石書店、2007)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よしたけ

52
鬱病に悩まされてきた著者が、自身体験も交え鬱病考察。効果的予防法は、社会的繋がり持つこと(友人や家族重要)、裁量広い仕事に就くこと(単純作業苦痛大)。欧米の自身優先文化に対し、日本含むアジアは属する集団に尽くす文化の違いがあり、後者の方が鬱になりづらいという考察し、何でも自分のことばかり考えることは最悪で、「われわれでいればいい」「われわれらしく」「集団にその価値があるように」という思考を勧める。広告とは人々に欠乏感を感じさせ、解決策としての商品を薦めるもので、害悪でしかないという考察も興味深かった。2024/09/07

原玉幸子

27
投薬を長年続けてきた著者自らによるルポは、取材活動とポイントとなる事項の網羅性に感服。確か米国では精神病の分類は200以上あり、其々専門が分かれ処方薬も山の様にある(製薬会社の牛耳る)世界だったことを新聞か雑誌で読んだ記憶があり、医学診療・製薬業界の酷さを改めてハイライトされた様で読み進めるのが苦痛でしたが、著者に代わり私が言い切ってしまえば、「うつ病の処方薬は、プラセボ効果以上のものはない」と信じられそうですし、後は現代社会の情勢を勘案して、フランクルの理念と融合出来るのか、です。(◎2024年・秋)2024/10/13

たっきー

14
イギリスのジャーナリストによる作品。うつ病には生物学的、心理的、社会的な3つの要因があるとの主張で、薬だけで治そうとする考えに疑問をもっている。薬も一定効果がある人もいることは認めたうえで、皆に効くと信じることは危険と指摘。それでも、製薬ビジネスは巨大な市場なので、治療で心理的・社会的な面でのアプローチをしたくても、薬が優先されてしまうのが悲しいところ。薬では根本的な解決には至らず、それでもその日その日を乗り越えるために服用する(場合によっては依存する)という人が多いのは、→2024/06/14

Yuki2018

10
うつと不安の原因は複合的で、生物学的・心理的・社会的原因の三種類に整理できる。しかし脳内物質の不均衡が原因とし抗うつ剤処方だけの治療を行う医師が多いという。真の原因は社会的な絆の喪失とし、行き過ぎた資本主義、地域社会の崩壊を批判している。鬱の原因が社会的なものと繰り返し主張するのだが、正直当たり前のことのような。西欧社会との感覚の違いを感じる。現代社会の問題を鋭く指摘する好著。なお、訳者が党派性の強い政治的自説を開陳するあとがきは蛇足。原著の価値を損なうのでやめて欲しい。2024/09/07

Shori

5
真摯な書。「うつ病の原因は、脳内の化学物質の不均衡にあり、薬さえ飲めば治すことができる」神話が第一部で暴かれる。1000億ドルの製薬市場が築いたもの。著者は糾弾ではなく、真の原因を探る。生物学的、心理学的、社会学的の3つ。絆の喪失が症状として現れたものが、うつ病と言える。対策として語られる物語は、コミュニティ、協同組合、ベーシックインカム、瞑想、LSD…。我が子を失った女性のうつ症状が病気と診断され投薬されるエピソードが心に残る。想像したくもないが自分もこうなったら…投薬で治すものだとは思えない。2024/12/08

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