出版社内容情報
現代思想にまつわる数多くの書籍を手がける著者による、文系学問の横断的な入門書。用語・人名解説、ブックガイド付。
内容説明
哲学・思想、政治学、経済学、社会学、法学などの人文系諸学問について大学院生と学部生の質問に答える形で、わかりやすく、かつエレガントに、学問のツボを押さえ、さらには、学問をする上での勘違い、陥りやすい間違いを、一冊にまとめた画期的入門書。
目次
第1講 哲学・思想―「哲学」と「思想」の境界!?(哲学・思想ってなに?;「純哲」業界と人生訓の哲学 ほか)
第2講 政治学・政治思想―「政治」はどこにあるのか?(「自由主義」と「民主主義」;「話し合い」という問題 ほか)
第3講 経済学・経済思想―「正義」を担保するための議論(経済学と格差問題;格差問題とマルクス主義の亡霊たち ほか)
第4講 社会学・社会理論―「社会」を設計する!?(社会学説小史;日本の社会学 ほか)
第5講 法学・法哲学―大学と「法学」という特殊な空間(法学のイメージ;司法試験と法学 ほか)
著者等紹介
仲正昌樹[ナカマサマサキ]
1963年広島生まれ。東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学類教授。「ポストモダン」が流行の80年代に学生時代をすごす。現代ドイツ思想、社会哲学、基礎法学などの“マトモ”な学問から、テレビ、映画、アニメ、はたまた松本清張などの“俗っポイもの”まで幅広くかつ真剣に議論を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たばかる
さえきかずひこ
takashi1982
tanukiarslonga
おっさん