内容説明
「文学」を、「定型詩」を、「同時代」を、「韓国」を、「熊野/民俗」を、「芸能/文化」をめぐる、49人との39の対話。
目次
文学の最前線
「定型」の威力
同時代を撃つ
「韓国」への視線
熊野/民俗をめぐって
芸能/文化の源流
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
1
しかし、中上健次の未収録対談集成なのに、やはり、一番の目玉は、中上健次、秋山駿、中野孝次、柄谷行人の「戦後文学の「内部」と「外部」なんだよな、もっと言えば、柄谷と中野の罵倒合戦なんだけど。しかし、柄谷が「交通」や「外部」という概念を振り回していることに対して、中野の「『交通』とか『外部』とかどうでもいいから俺みたいな何も知らない奴に向かって理解できるような言葉で話せ」というのは、結構痛いところ突かれているんじゃねえか笑2016/12/16
hiratax
1
(20060408)ものすごく分厚く、白地の部分には大きな中上の肖像がプリントされた帯がある。本が鞄にもたらす重みは覚えている。2006/04/08
imo
0
柄谷行人が中野孝次を罵倒する座談を収録。2012/12/06