内容説明
文化・政治・思想の一大転換期“1968年”の思想を、日本/世界の多角的な視点から刺激的に再構築する!いま、熱い注目を集める“1968年”の全体像。
目次
一九六八/一九七〇―そこで始まったこと(〓(すが)秀実)
座談会 「一九六八年」とは何だった/何であるのか?―一九六八年の脅迫(蓮実重彦;上野昂志;〓(すが)秀実)
日本の六八年(演劇―アングラ演劇のモダニティ;アート―「芸術」なるもの、「美術」なるもの;映画―汚辱にまみれた人々の映画;音楽―間章とは誰だったのか ほか)
世界の六八年(アメリカ―「抵抗!」のために―アメリカの「一九六八年」をめぐるノート;フランス―一九六八年は一九六八年自身に対して戦争をしている;ドイツ―“終わりの始まり”のとき;イタリア―一九六八年、イタリアの特異性? ほか)
著者等紹介
〓秀実[スガヒデミ]
文芸評論家・近畿大学国際人文科学研究所教授。1949年新潟県生まれ。学習院大学中退。「日本読書新聞」編集長、日本ジャーナリスト専門学校専任講師などを経て、2002年より現職
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。