内容説明
桜井透也は念願の売れっ子ミステリー作家・穂高櫂の担当編集に抜擢される。だが会社命令で予定より早く本を出すことに…。気難しい穂高を説得するうち、透也は原稿と交換条件に穂高と肉体関係をもってしまう。仕事のための恥ずべき行為が躯が感じてくるにつれ、透也は次第に戸惑いと苦しさを感じはじめて―…?甘く切ないラブストーリー、書き下ろし短編付きで登場。
著者等紹介
和泉桂[イズミカツラ]
12月24日生まれ。横浜在住
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感想・レビュー
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合縁奇縁
32
鬼畜攻め作家×淫乱受け編集。桜井透也は憧れの売れっ子ミステリー作家・穂高櫂の担当編集に抜擢される。透也は原稿と交換条件に賭けの代償して、穂高と肉体関係をもってしまう。透也は婚約者がいながらも穂高との恋に落ち、穂高は婚約者がいると知りながらも透也を欲しいと思い抱く罪な二人。透也の心の葛藤や想いが切ない気もするけど、一番不憫で可哀そうなのは婚約者の彼女です。突然「婚約を解消しよう」の一言で片づけたり。簡単に身を引いてしまう彼女が優しすぎて、もう少しフォローがあっても良いと思うし、彼女には幸せになってほしいです2020/02/15
那義乱丸
20
読メ始める前に読了してた本。再読。ドラマCDのフリトで声優さんたちが透也のおバカっぷりで盛り上がってたのを思い出す(笑)躰を要求されて肉体労働だと思ってしまうとか、疑問を持ちつつも素直にバスローブを着てしまうとか、ホントおバカさん。純粋なんだろうけども。久しぶりに読んでみるとエロの多さにちょっと驚きもした。でもまあ、この本は攻めの言葉責めを楽しむのもポイントだから当然と言えば当然だwCDでも穂高@小杉さんの声に腰が砕けそうだったと記憶してるし(笑)で、私は穂高が結構お気に入りだったことも思い出した♪2014/12/30
みずほ
8
小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 再読。ミステリー作家×編集者。以前読んだときも「受がどんぶらこな淫乱ちゃん」という印象が強かったけど、再読しても同じだった(笑) 美和が「透也は淡泊」と言ってたが、これだけ100%受体質ならムリもない。今まで女と付き合えたのが不思議なくらい。原稿の引き換えとか、賭けの代償に身体を・・・という設定、最近のBLでは少ないから、時代を感じるなと思った。以前は多かったよなあ。美和は気の毒だが、BLだからね・・・。身体から始まった二人が相思相愛を自覚するまで。書下ろしは本編直後の話2015/04/26
ももちゃん
6
作家×編集買い。 シリーズ① 傲慢俺様作家×編集。面白かったー!穂高先生考えてることわからなすぎてこわい。最後の短編の先生可愛かった。お料理全くできないのに世話焼いてくれるのかわいい。 受けが婚約者がいるのでほんと有罪……でも意外とあっさり婚約破棄したからびっくり笑2020/05/18
ayano
3
高永さんの絵と文章から受けるイメージが若干違ったのが残念。受けの婚約者がとにかくかわいそうではある。攻めがひどい人のようで可愛いというところがギャップ萌え。うけが淫乱流され受けじゃなかったらもっと面白かったのにな~。2012/08/28