内容説明
互いの想いを残しながら別れてしまった男女が10数年ぶりに再会した時、女は既に結婚を決意し、男には離れ難い恋人がいた…。距離も、時間も、そして祝福された結婚生活も、この愛を冷やすことはできなかった。想っても想っても届かない心、せつなくつづる珠玉のラブストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょろこ
44
懐かしのあのドラマ、の一冊。懐かしさから手にとってみた。脳内映像、大岩くんはラガーマンということで、あの、時の人、○○丸さん、冬彦さんは…やっぱり佐野史郎さんしか思い浮かばなかった。あの時はわからなかったこと、今ならちょっとだけわかる気がしないでもないな。2015/11/19
Saint Gabriel
5
脚本化が如何にして冬彦とその母親が悪い様に見せたか苦労した感じが伺える。本来は美和も冬彦もお互い悪い面があるのに。2017/07/18
AliNorah
1
M部長に借りて読み始め「冬彦」という名前を見て佐野史郎ドラマだと思い当たる。冬彦さんと母悦子の異常な行動。翻弄される美和。改めて読むとこんな話だったのか!携帯電話がなく1992年という時代を感じる。2012/10/05
ゆうみ
0
「冬彦さん」で有名なドラマの原作小説。 親思いなのは良いけど、マザコンまでいくとちょっとね~。冬彦さんなりに美和のことを愛してる感じはしたけどね。 美和と大岩くんのシーンになると何度かGLAYのHOWEVERが脳内で流れ出す謎。