英学と堀達之助

英学と堀達之助

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  • サイズ A5判/ページ数 531,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784841902785
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C3023

内容説明

本書は、蘭学から英学への転換点に立つ、長崎・阿蘭陀通詞八代目の堀達之助について、その全生涯を明らかにした最初の単行書である。達之助の四代目の子孫である著者が、長崎・浦賀・下田・江戸・函館など各地に散在する史料や、各書に散見される諸資料を掻き集めて収集・整理し、その生涯を再構成した。

目次

第1部 堀達之助(蘭通詞・堀達之助の英語学習;ビツドル使節との応接(弘化三年)―最初期の英文和訳・和文英訳
砲術関係資料 ほか)
第2部 堀達之助の子息たち(通詞になった達之助の子息たち;長男・政正(一郎)
次男・孝之(薩摩藩士・壮十郎) ほか)
第3部 堀家の系譜(長崎蘭通詞堀家と薩摩藩堀家;堀門十郎愛生と島津重豪;堀殿衛(門十郎長男)と調所広郷 ほか)

著者等紹介

堀孝彦[ホリタカヒコ]
1931年もと台湾台北市に生まれる。’54年東京大学文学部倫理学科卒業。福島大学教授をへて、名古屋学院大学経済学部教授。倫理学、社会思想史。著書に「近代社会倫理思想」(’83年)、共著に「『英和対訳袖珍辞書』の遍歴」(’99年)
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