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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かずら
1
神々のコピーである「座敷童」たちの戦いを描くファンタジー、完結編。主要キャラがラスボスの前にどんどん脱落していく。濃い脇役もより濃くなっている。特に夕琴の思いの行き先はせつない。カラー口絵にも書かれているセリフのシーンは、辛かった。疾走した物語は苦い結末を迎える。最後までの展開はよかったけど、もう少し尺をとってラストを書き込んでほしかった。少しぶつ切りな印象。ともあれ、完結まで読めてよかったと思えるシリーズであった。特にキャラの掘り下げ方が印象深い物語だった。2013/10/29
永山祐介
0
前回で示された、それまでの価値観をひっくり返す真実の衝撃のまま、一気にラストまで駆け抜けた印象。ラストは少し物悲しくも余韻を感じさせて良。冊数も適当で、綺麗にまとまったシリーズだったと思います。2006/07/10
ごんごん
0
男勝りの座敷童「未鱗(みりん)」と頼りない普通の高校生「守屋克喜(もりやかつき)」の鈍感コンビが織り成すドタバタラブコメディ。のはずが、最終的にはかなりシリアスな感じになって、スカッと終わります。その終わり方がスッキリしすぎていて、物足りない方も出るのではないでしょうか。自分は物足りない終わり方でしたが、総じた内容には満足出来ると思います。2009/01/13
MADMAX
0
完結。メンツが個性的なので学園ものとして再構築しても面白そうではあった