淀川長治のシネマトーク

淀川長治のシネマトーク

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 447p/高さ 13X19cm
  • 商品コード 9784838705511
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0074

内容説明

’89年秋から’99年秋まで。本書の『淀川長治トーク』は、9年間にわたって雑誌ananに掲載されたものからの、厳選196本です。そのときの新作映画、場合によっては古い作品の回顧上映なども含め、週刊誌の発売ペースに合わせて、著者が語った。今の若者、とか、ananを読むお嬢ちゃん、という風に確り意識されて、「これをやろうよ」と作品を選ぶ。同じ映画を別の雑誌や新聞、TVなどで書く、または語ることも多かったが、それぞれポイントが違う。ここでのお話は若い大衆―つまり著者がもっとも愛し重要視した観客に向けてのトークです。

目次

娯楽大作は愉し。
現代の日常がシネマだ。
超現実が映画では現実。
男と男のいる映画。
アメリカ、アメリカ。
純愛、激愛、恋の映画。
映画の文章、映画の目。
応援したい元気監督。
大大好きな名監督たち。
和子ちゃんの映画。〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

89
1999年発行。1989年から雑誌 アンアンに掲載されたもの。淀川長治さんは、テレビの映画放映でエンタメ系の解説が多かった。 他にも水野晴郎さん、荻昌弘さん、小森和子さん。ネットや動画の世界は、評論家が溢れるほどいる。 彼らのようなインパクトはあまりないけれど。見たい映画は、ネットやDVDでほとんど見ることの時代 のせいか、いつでも見ることができる安堵感で逆に見ることが減っている自分。 ビデオがなかった時代、食いつくようにテレビを見ていた。 そのせいか当時の映画の内容は覚えているものが多い。図書館本2025/05/04

らすた

1
急にあの語りが懐かしくなり、図書館で衝動借り。 結構分厚いので、自分が見た映画、知ってる映画、面白そうな映画をつまみ読みしました。 TVでどんな映画でもいいところを誉めていたようなイメージがあったので、頻繁に「つまらない(映画、役者、監督)」という言葉が出てきたのはやや意外でしたが、まあ考えてみたら当たり前ですよね。 正直な言葉の数々、そしてやっぱり映画愛、素敵です!2021/07/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/379983
  • ご注意事項

最近チェックした商品