状況判断―まず計算し、しかる後これを超越せよ (復刻版)

状況判断―まず計算し、しかる後これを超越せよ (復刻版)

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784837804017
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C2034

内容説明

今打つ手は何か。状況の推移を的確に予測して果敢な作戦を実行できる者こそ、名将、名経営者である。戦国時代の名将上杉謙信・武田信玄・明智光秀・豊臣秀吉・前田利家・毛利元就は状況判断の名手であり、実によく計算している。しかも計算を生かす“勢い”を持ち、演出力もあった。本書で取り上げた名将はすべて演出力にすぐれており、それに欠けていたのは明智光秀だけである。我々は、まず計算し、しかる後これを超越しなければならない。

目次

第1部 見事に予測したが、大局を誤った川中島名人戦―先制・主動権を争った武田信玄・上杉謙信
第2部 善く計算した織田信長―冷厳な計算・熱火の気力
第3部 まず計算し、しかる後これを超越した秀吉作戦―兵学的には光秀満点、秀吉零点
第4部 賎ヶ丘における羽柴秀吉の圧倒作戦―兵は勢いなり
第5部 真田の計算を活かせなかった豊臣秀頼―大坂冬の陣、夏の陣
第6部 敵の心を読んだ毛利元就作戦―孫子の間、鬼谷子の揣摩・権謀を駆使する
第7部 状況判断―名将の計算と我々の計算

著者等紹介

大橋武夫[オオハシタケオ]
1906年生れ。愛知県蒲郡市出身。終戦直後、激しい労働争議で倒産した東洋時計(株)の小石川工場を、昭和26年に東京精密工業(株)として再建し、同社代表取締役。また兵法経営塾として、独特の「兵法経営論」を提唱す。終戦前は陸軍中佐。第12軍参謀・東部軍参謀・第53軍参謀として活躍。1987年逝去
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