かがくのほん<br> ブナの森は生きている

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かがくのほん
ブナの森は生きている

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  • サイズ A4判/ページ数 55p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784834013757
  • NDC分類 E
  • Cコード C8745

内容説明

小学校初級から。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Natsuki

60
絵本で森林浴~ヽ(´▽`)/ 思いっきり深呼吸をしたくなる、そんな絵本です。去年の今頃読んでいたのは、甲斐信枝さんの『ひがんばな』。鋭い観察眼をもって描かれた緻密な絵を食い入るようにみていましたが、今作は樹木の「ブナ」が主役です。自然のしくみというのは、本当にうまく回るようにできている。森の緑から秋の紅葉まで、「ブナの森」を満喫♪2020/09/30

マリリン

36
森は死と生が交錯する所。そんな森が好きで、森の中の声を聴きながら、朽ちた木を愛おしみ、発芽したばかりの小さな木に驚嘆し、息づく森を感じながらたまに歩く。少し怖いような静寂は深く静かな呼吸のよう。そんな時間を再現してくれる絵本だった。2020/10/18

アナーキー靴下

29
お気に入りの方の感想に惹かれ、作者を確認せずに図書館で借りたが、読み始めてから甲斐信枝さんの絵本だと気付き、嬉しいサプライズだった。以前NHKで甲斐さんのドキュメンタリーを観て、絵本を見たいと思ったことを忘れていた。絵のタッチは高精細なわけではないのに、本物を感じさせるところが凄い。巻末に書いてある通り、甲斐さんが足しげくブナの森に出かけてこの絵本が生まれたのだろうなと思う。草花系の絵本も見てみたい。ブナは冬に落葉しない(枯れ葉が枝に残る)ものだと思っていたけれど、必ずしもそうではないのだと初めて知った。2020/12/06

遠い日

8
森をひとつの生命体のように捉える甲斐さん。森の命の巡りは、自然の摂理。一本の木が命を終え、そして次の命が芽生え、育っていく。森の四季、森の成り立ち、そこで生きる生きものたちと共に在る森は、読むうち本当に意志を持って生きているかのように思えてくる。甲斐信枝さんのあたたかで、いきいきとした絵がすばらしい。2015/02/23

ichigomonogatari

6
森は、こんなふうにに繰り返し再生しているんだなあ。まるで一つの大きな生命体みたいに。2020/01/15

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