内容説明
ローパーからの時事調査データ、1964年の3カ月分、1970年2月から7月までの5カ月分、1971年2月から1975年3月まで各月、50カ月分をもとに、他のデータも加え、時事データの分析を行ったもの。
目次
第1部 概説(本書の意義と目的;55年体制と有権者の変容)
第2部 冷戦構造と対外感情(冷戦構造としての55年体制;一党優位政党制の展開と外交基本路線に関する意識パターン;対外国態度における冷戦構造とその変容)
第3部 責任政党としての自民党と業績評価(55年体制下での政策決定;自民党支持と経済業績評価;内閣支持と経済業績評価)
経済評価の変動と自民党支持:個人データ分析
第4部 研究展望(さらなる研究のための方法論的ノート)
著者等紹介
三宅一郎[ミヤケイチロウ]
1931年神戸市生まれ。1954年京都大学法学部卒業。現在、関西大学総合情報学部教授。著書に『政党支持の分析』創文社、1985年、『日本の政治と選挙』東京大学出版会、1995年、他
西沢由隆[ニシザワヨシタカ]
1957年京都市生まれ。1981年同志社大学法学部卒業。1989年エール大学大学院(政治学)修了。現在、同志社大学法学部教授。著書に『誰にでもできるSPSSによるサーベイリサーチ』(共訳)丸善、1997年、他
河野勝[コウノマサル]
1962年東京都生まれ。1985年上智大学法学部卒業。1994年スタンフォード大学大学院(政治学)修了。現在、青山学院大学国際政治経済学部助教授。著書にJapan’s Postwar Party Politics.Princeton Univ.Press,1997、『アクセス国際関係論』(共編)日本経済評論社、2000年、他
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