「女らしさ」はどう作られたのか

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  • サイズ B6判/ページ数 258,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784831872463
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C1022

内容説明

「女の身体の見方」という、「社会」と「文化」が作りあげた幻想を、女はなぜ「自然」なものとして受けいれてきたのか?近代という歴史空間のなかで、見つめられ規制されてきた「女の身体」の表象を跡づける。

目次

序論(変化する身体;身体の多義性 ほか)
1 語られる身体(女・医学・病;見つめられる女たち;美の表象とレトリック)
2 身体の規範化(表層の形成;飼いならされる身体―礼儀作法書のディスクール)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

7
著者は19世フランスの小説や社会史の研究者である。本書は特に19世紀後半~20世紀初頭に語られた「女性性(フェミニテ)」を扱う。アンシャンレジームが倒れ、ブルジョワの世になると、医師が女性を語るようになった。そもそも19世紀後半とは医師の威信が高まってきた時期なのである。医学事典は「婦人病」の項を持つが、反対に「男性特有の病」という項はない。また世紀末は病みムードだったので、結核・委黄病(≒貧血)・ヒステリーが女性の病とみなされた。フロイトもこの路線だなぁ。そしてポイントが衛生から健康に移ってゆく…2020/06/22

ひよりちゃん

1
男が見つめる主体で女が見つめられる客体であることが多い中で、ボヴァリー夫人は男を欲望するように表現されてたという点で全く新しい が 女が欲望するものと男が欲望するものは全く同じものなのかがわからない 面白かった 2024/11/26

Metonymo

0
「女性的なものに対する侮蔑は、男性的なものの自己弁護であり、女性性(フェミニテ)に対する異議申し立ては、男性性(ヴィリリテ)の危機感の表明であった。だからこそ、男性はさまざまな修辞と言説を通じて、女性の体がはらむとされたエネルギーを鎮静させ、そのセクシャリティを抑制しようとしたのである。」ヒステリーなどの医学的まなざし、ゾラ、フローベール、プルーストらの描いた女性、美人論と規範化、コルセットやドレス、マナーブック等礼儀作法による身体の馴らし2013/05/05

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