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内容説明
覇王もへち倒したし、ガウリイの新しい剣も見つかったし、今度の街では仕事しないでゆっくりしよう!そんなあたし、リナ=インバースと相棒のガウリイは、赤の竜神スィーフィード信仰の盛んな寺院都市、セレンティア・シティをおとずれていた。でもこの街、寺院の大神官たちが暗殺者まで雇って神官長の座を争ってたり、その大神官の用心棒に、ルークとミリーナが雇われてたりで、なんだかめちゃめちゃキナ臭いぞ!?あたしたちに襲いかかってきた暗殺者たちも、どっかで前に戦ったことがあるよーな気がするし…。かつてソラリアで狂った野望を抱き、そしてその野望とともに滅んでいった男の記憶が胸をよぎる。ちょっとまて、まさかヤツらは…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じお
10
★★★☆☆ 魔力剣も無事見つかりここセレンティアシティでは少しゆっくりしようとしていた二人、しかし新たな神官長争いに巻き込まれてしまいやむなく争いの渦中に、その最中で起きる悲劇とは、命は儚い傑作ラノベファンタジー第14巻。面白かったです、長編シリーズ中悪役は最も小物じゃないかなと思うのに最も辛い悲劇起きてしまう、アメリアかシルフィールがいてくれればちょっとは違ったかもしれない、次巻の話を知っているだけにこの巻の話も複雑2024/01/05
読み人知らず
8
なんて真面目なストーリー。どこまでも憎しみが続くこの物語。ラストは甘めだったけれど、自分の無力さを思い知るということが深い2013/10/20
てんぱい
8
ちょっと、いやかなりショック。この展開は予想できなかった。あまりにもあっけなさすぎる。そして切ない。2013/03/25
佐島楓
8
これまでで一番後味が悪い巻。2011/09/28
*さ
5
スレイヤーズ本編の中で1番好きな巻。確かに本編の中でもっとも暗く悲しく後味の悪い終わり方してるけど、これはこれでとても良い。寺院都市という舞台背景も良い味出ているし、人間の憎悪や疑い、裏切りを凝縮した1冊。でもラストで、また歩き出すリナの強さが印象的。2012/05/04